小宮良之 新着記事

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の九十六「『守備的』なのは良しとしても『受け身』を続けてはならない」

 10月11日に行なわれたロシア・ワールドカップのアジア最終予選、オーストラリア戦(1-1)におけるヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表の出来は、決して悪くなかった。 「腰の引けた無様な戦... 続きを読む

【岩本輝雄のオタクも納得!】過度なこだわりは危険。フロンターレのCS制覇には“割り切り”が必要だ

[J1リーグ:第2ステージ17節/川崎 2-3 G大阪]  前半は完全にフロンターレのゲームだった。最初の20分までに2点をリードし、自分たちのペースで試合を進めることができていた。  序盤は、むし... 続きを読む

【指揮官コラム】カターレ富山監督 三浦泰年の『情熱地泰』|たった1パーセントの努力が生み出す奇跡

 僕が親しくしているスポーツ心理学博士で、メンタルトレーナーの先生がドキッとする数字を言った。「101パーセント」。 120パーセントや150パーセントの力を出さなくても良い。自分の持った「力」... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の九十五「日本サッカー界の監督からも『思想家』『革命家』は出現するか」

 アスレティック・ビルバオ時代(2011~2013年)のマルセロ・ビエルサ監督を取材した経験がある。  フットボールのために身体を借りている、という印象を受けた。偏りも、歪みも、精度の高さも、全て... 続きを読む

欧州蹴球4コマ漫画 Vol.13「ペップ、5選手の刈り上げヘアと顎鬚に困惑…」

 人気イラストレーターのJERRYが、欧州サッカーをファニーな4コマ漫画で切り取る「GOOD TIMES BAD TIMES」。  第13回のテーマは、今夏からマンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グア... 続きを読む

【岩本輝雄のオタクも納得!】リーグ10戦無敗で年間勝点4位の大宮。ただ、“弱点”も…

 来季のACL出場の可能性もある「年間4位」を争う柏対大宮は、アウェーの後者が2-1で勝利を収めた。  前半は完全にペースを握っていた大宮はシンプルな4-4-2だけど、2トップの一角を務める家長が... 続きを読む

【セルジオ越後】“5大会ぶり”に惑わされてはいけない。今のU-19代表に、俊輔や小野、香川はいるの?

 バーレーンで開催されているU-19アジア選手権で、日本は準決勝でベトナムに3-0と圧勝し、決勝進出を決めたね。  その前の準々決勝ではタジキスタンを4-0と退け、4強入りを果たし上位4か国に与え... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の九十四「勝利のための戦略、戦略のための戦術、戦術のための原則、そして…」

 戦略、戦術という2つの表現は、幕末にオランダ語の軍事用語を日本語化したものである。  幕末の医師であり、天才的軍人、大村益次郎(村田蔵六)がその違いを明確化。ドイツ人軍人、クレメンス・メッケルが... 続きを読む

岡崎慎司の献身と笑顔は「レスターらしくあるために不可欠」と誰もが再認識

「これだからサッカーはたまらない。ゴールを決めたシンジの顔!」。  ホームでクリスタル・パレスを下した(○3-1)10月22日のプレミアリーグ9節後、レスターのDFダニー・シンプソンはインスタグラ... 続きを読む

バイエルンはまだ危機を脱していない!? ペップ色からカルロ色への移行は難航中

 あまりの体たらくぶりに、代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲも思わず激怒した。 「バイエルンに相応しくない」  これは、ブンデスリーガ第7節でフランクフルトに2-2で引き分けた後の発言である。 ... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の九十三「横行する感情的なハリル批判にモノ申す! 公平な評価を下すべし」

 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選は第4節まで終了したが、日本は2勝1分け1敗で3位に低迷し、厳しい批判を浴びている。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に対する嫌悪感が増幅装置になって、混乱は... 続きを読む

【指揮官コラム】カターレ富山監督 三浦泰年の『情熱地泰』|蕎麦屋で考えるセカンドキャリア

 これまで、このコラムでも何度か紹介してきたが、富山で生活するうちに行きつけの店が何軒かできた。僕のような単身生活にとっては大事な店だ。  その中で、営業時間が“夜のみ”と... 続きを読む

【セルジオ越後】ハリルジャパンの抱える問題が透けて見えるルヴァン杯決勝だったね

 レッズとガンバという東西の両雄が激突したルヴァンカップ決勝は、PK戦の末にレッズが優勝したね。  現在のJリーグにおける両チームの位置付けが結果に反映された感じだけど、途中出場した李が76分に同... 続きを読む

6試合で勝点1・得点2の最下位……期待されたハンブルクが躓いた理由

 2013-14、14-15シーズンと、2シーズン連続で入れ替え戦の末に何とか1部リーグ残留を果たしていたハンブルク。ブンデスリーガで唯一2部リーグに降格していないクラブとしての意地だけは見せた。... 続きを読む

【藤田俊哉の目】本来なら起用すべきではなかった本田&香川。それでも大一番で先発した意味とは

 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、第4戦のオーストラリア戦は1対1のドローに終わった。いろんな批判があるけれど、アウェーの地でしかもグループ最強のライバルと目されていたオーストラリアと戦... 続きを読む

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