小宮良之 新着記事

大不振セビージャを立て直しEL決勝に導いたメンディリバルは“名将”に値。日本人への色眼鏡が残る中で乾貴士の長所を引き出した手腕も見事【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「名将」  その表現で、誰を思い浮かべるだろうか? 欧州王者になったことがある監督は、その枠に入れて文句はないだろう。ジョゼップ・グアルディオラ、ジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダン、ユル... 続きを読む

ポルトガルで続く日本人選手の進出は“進化の証し”。10年前はあり得なかったことが…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ヨーロッパリーグ準々決勝、ポルトガルの名門スポルティングの日本代表MF守田英正が、イタリアの強豪ユベントスのフランス代表アドリアン・ラビオと互角に渡り合っているのを見ていると、隔世の感があった... 続きを読む

アルテタ、エメリ、アルグアシル…なぜバスクから名将が輩出されるのか。日本にはリーダーが生まれる土壌があるか? 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 国籍や地方で、監督の良し悪しは決まるものではないだろう。どの国であっても、例えば凍てつく寒い土地でも、荒涼とした砂漠でも、あるいは海辺の町でも、どこにでも名将は生まれ得る。何を持って、名将と言... 続きを読む

チェルシーに完勝した王者マドリーの強さ。戦術に縛られないが故に個人が“最適解”を生み出せる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州王者であるレアル・マドリーは、改めて地力の強さを示した。チャンピオンズリーグ(CL)、準々決勝でチェルシーと対決し、ホーム&アウエーどちらも2-0と完勝。準決勝進出を決め、連覇に向けてまっ... 続きを読む

選手寿命を延ばした“三位一体”。カタールW杯でもベテランが活躍、今後は年齢の捉え方を修正すべきか【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 カタールワールカップは若手の台頭もあったが、ベテランの健在ぶりの方が目立った。それは空調設備が整ったドーム内でのプレーで、ベテランに有利だったのもあるだろうか。むしろ、経験の方が戦いの中で生き... 続きを読む

久保所属ソシエダの躍進を支える“リベロGK”。彼がW杯でスペインの守護神だったら、日本代表のプレスに対応できただろう【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今シーズン、日本代表の久保建英を擁するレアル・ソシエダが健闘を見せている。ラ・リーガでは4位、ヨーロッパリーグはマンチェスター・ユナイテッドを叩くなどベスト16に進出し、スペイン国王杯は主力に... 続きを読む

最低のマネジメントでバルサを弱体化させた元SDアビダル。出場1試合に終わった「幽霊選手」の獲得は“負の遺産”も…

 Jリーグの新シーズンは開幕しているが、古来か「勝負は戦う前に決まっている」と言われるように、どのように強化し、準備ができたか、で趨勢は決まる。 ゼネラルマネージャー、スポーツダイレクター、テク... 続きを読む

「ゴール前で競り負けるようなCFは要らない」ソシエダのストライカーに求められる“暗黙の掟”

 今シーズン、久保建英を擁するレアル・ソシエダが躍進している。ラ・リーガでは4位。ヨーロッパリーグもマンチェスター・ユナイテッドをグループステージで下し、ベスト16に進出した。 そこでストライカ... 続きを読む

メッシとエムバペを封じ、一瞬のミスを見逃さない。バイエルンの戦術的練度は称賛に値

 チャンピオンズリーグ、ラウンド16。バイエルン・ミュンヘンは、セカンドレグでパリ・サンジェルマンと対決し、2-0と勝利を収めている。敵地でのファーストレグ、0-1と先勝していただけに、完璧な勝... 続きを読む

マドリー下部組織が久々に輩出した規格外の18歳ストライカーは、トップチームに定着できるか

 先月25日、サンティアゴ・ベルナベウ。レアル・マドリーの新鋭ストライカー、18歳のアルバロ・ロドリゲスは終盤、貴重な同点弾を決めている。CKに対し、193センチの長身をしならせて豪快なヘディン... 続きを読む

パリSGを凌駕したバイエルン指揮官の巧みな用兵。その戦術を単騎で打破したエムバペは“理屈を超えた存在”だった 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「善く敵を動かす者は、これに形すれば、敵かならずこれに従う」  最高の兵法書『孫子』(稀代の兵法家、孫武の著書)は言う。  敵を意のままに動かせるものというのは、一つの形を示すことによって、敵を... 続きを読む

チームレベルが上がっても“主役”となった久保建英。アトレティコでもがき、新天地を求めたJ・フェリックス…適応できる場所を探すのも大事な仕事だ

 ポルトガルサッカーが生み出した最高のタレントの一人であるジョアン・フェリックスだが、アトレティコ・マドリーでは成功を収められず、期限付きだがチェルシーへ移籍した。「なぜ、J・フェリックスは成功... 続きを読む

「日本に負けるはずはない」スペイン代表の“おごり”が招いた屈辱的な敗北。意固地に繋ぐ必要はない状況で…

 カタールW杯、グループリーグ。日本はスペインを2-1と逆転で撃破し、奇跡的にベスト16に勝ち上がった。今後も語り継がれるゲームになるだろう。「三笘薫の1ミリ」は、これからも何度となく動画で流さ... 続きを読む

体重100キロでもロナウドを起用して2ゴール…他を圧倒しているアンチェロッティの“選手を見極める能力”

 いかに選手を見極めるか。  結局、それが大きくモノを言う。強化も、指導者も、それができなかったら、ほとんど話にならない。どれだけ御託を並べても無駄だろう。  しかし、その目を持つことが難しい。... 続きを読む

コレクティブなチームが苦戦したカタールW杯。最たる例が場当たり的なアルゼンチンに“墓穴を掘って”屈したオランダだ

 カタール・ワールドカップでは、プレーデザインを組織として感じさせるチームがいくつかあった。どのような意図でそこにいて、ボールをつないでいるのか。プレー構造や仕組みというのか。欧州勢のドイツ、ベ... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ