2024年06月02日
世界的に希少な“両利き選手”がもたらす利点。Jリーグでは...【小宮良之の日本サッカー兵法書】
欧州や南米では、スカウトの段階で「Ambidextrous」は特級レベルの評価を受ける。Ambidextrousは「両利き」という意味になるだろうか。先天的に左右に偏らずに、利き手利き足が身体... 続きを読む
2024年06月02日
世界的に希少な“両利き選手”がもたらす利点。Jリーグでは...【小宮良之の日本サッカー兵法書】
欧州や南米では、スカウトの段階で「Ambidextrous」は特級レベルの評価を受ける。Ambidextrousは「両利き」という意味になるだろうか。先天的に左右に偏らずに、利き手利き足が身体... 続きを読む
2024年05月27日
“脆さのない”攻撃サッカー。大躍進レバークーゼンはなぜ強いのか。守備時の原則は「ペナルティエリアにゾーンは存在しない」【コラム】
シャビ・アロンソ監督が率いるレバークーゼンはヨーロッパリーグ(EL)決勝で敗れるまで公式戦51試合で無敗記録を続け、大躍進を遂げた。 その攻撃力は目覚ましい。どんどんパスを入れ、相手を動かしな... 続きを読む
2024年05月20日
世界最高レベルの大一番で“ミドル合戦”。守備戦術が極まった現代サッカーを象徴していた【コラム】
4月9日、チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝ファーストレグ。レアル・マドリーがマンチェスター・シティを迎え撃ち、3-3で引き分けている。それぞれ違ったコンセプトのプレーだったが、世界最高レ... 続きを読む
2024年05月13日
日本代表に“レバンドフスキ”タイプのFWが必要な理由――。相手DFを心身ともに消耗させる老練な動き【小宮良之の日本サッカー兵法書】
FCバルセロナのポーランド代表ロベルト・レバンドフスキは、当代随一のストライカーと言えるだろう。 最盛期と比べると、たしかに瞬発力、爆発力は落ちている。年齢を重ねたことで、一瞬に対するパワーは... 続きを読む
2024年05月10日
大型ストライカーを次々に生み出すA・ビルバオの土壌「同じポジションの選手も仲間」【コラム】
スペイン、北にあるバスク地方のクラブは、伝統的にクロスをゴールに叩き込む形が得点パターンとして愛される。必然的に、クロッサー、ストロングヘッダーが生まれやすい。育成から一貫した文化があるからだ... 続きを読む
2024年04月19日
久保建英の五輪招集は本人の意志にかかわらず、好ましくはない。なぜなら...【小宮良之の日本サッカー兵法書】
4月15日、カタールで開幕した「U-23アジアカップ」で、U-23日本代表はパリ五輪出場を懸けて戦う(アジアは上位3チームが出場、残り1チームはアフリカのギニアとプレーオフで枠を争う)。 8大... 続きを読む
2024年04月09日
今季最大のセンセーション。なぜレバークーゼンは“ビッグネームなし”でも強いのか【コラム】
今シーズン、欧州で最もセンセーションを巻き起こしているチームは? そう訊かれたら、「レバークーゼン」と迷わずに答えられる。ドイツ、バイエルン・ミュンヘンが帝国を築いてきたブンデスリーガで首位。... 続きを読む
2024年04月03日
U-23日本代表は主力不在のウクライナに“受け身のサッカー”。攻撃の幅を広げなければ、世界では通用しない【小宮良之の日本サッカー兵法書】
今年3月、小倉。U-23日本代表はU-23ウクライナ代表を2-0で下している。<してやったり> そんな試合展開だっただろう。相手のパスの出所に対し、どんどんプレスをかける。失敗を誘って、カウン... 続きを読む
2024年04月02日
「プジョール以上にうまく、ピケ以上の安定感」バルサの17歳クバルシは“史上最強のCB”かもしれない 【小宮良之の日本サッカー兵法書】
とんでもないセンターバックが誕生したものだ。 FCバルセロナの17歳センターバック、パウ・クバルシは今後、「史上最高」と言われても不思議ではない。両足を自由自在に用い、ビルドアップは特級レベル... 続きを読む
2024年03月26日
「リーダーは変われる」と証明したシメオネ。ポゼッションを捨てていた指揮官が“別人”のプレーモデル構築に成功しつつある 【小宮良之の日本サッカー兵法書】
ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ(CL)でインテル・ミラノをPK戦の末に下し、ベスト8に駒を進めている。<リーダーとして大いなる可能性を示した> そ... 続きを読む
2024年03月23日
バスク人のみの“純血主義”で2部降格は一度もなし。「奇跡のクラブ」A・ビルバオの誇るべき強さ【コラム】
スペイン国王杯、アスレティック・ビルバオがFCバルセロナ、アトレティコ・マドリーを撃破し、決勝に進出している。「純血主義」 アスレティックは「バスク人のみ」のチーム編成で100年間以上を戦い抜... 続きを読む
2024年03月06日
シャビ監督、異例の辞任発表。“苦肉の策”が苦境バルサの一致団結を生み出した【小宮良之の日本サッカー兵法書】
「3年計画でチームを強化したい」 就任当初から、そうした長期的ビジョンを吐く監督は、多くの場合、信頼に値しない。 なぜなら、指揮官とは1試合1試合を生き抜く立場である。3年後は、1試合1試合の集... 続きを読む
2024年03月04日
2トップを使う極意――インテルを率いるインザーギは珍しい“FW出身の名将”だ【コラム】
昨年9月、サン・セバスティアン。イタリアの強豪インテル・ミラノが、久保建英を擁するレアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)に襲い掛かるゲームを現地で取材した。 チャンピオンズリーグ(CL)のグループ... 続きを読む
2024年02月29日
何度ストップしても、失点を糾弾され続ける。GKに隠された“狂気”【コラム】
「LOCO」 スペインで、ゴールキーパーはしばしばそう定義される。「狂気の人、クレイジー」という意味で、捉え方によってはひどい言い方である。「変わり者」くらいに訳した方がいいのか。 しかし大事な... 続きを読む
2024年02月26日
「欧州で一番、効率が悪い」シャビが嘆いた“決定力不足”はチーム全体の問題。そうなる理由がある【コラム】
「最後の精度」「決定力」「仕留めるところ」 言い回しはたくさんがあるが、それはゴールに迫りながらもネットを揺らせていない状況を表している。 サッカーというスポーツは単純明快で、11人対11人が戦... 続きを読む