小宮良之 新着記事

【小宮良之の日本サッカー兵法書】強国に比肩する技術を持つ日本がU-20W杯で勝ち続けるには!?

 U-20ワールドカップのグループステージ、日本は上々の滑り出しだった。初戦で南アフリカを2-1と逆転で下し、一気に評価を高めたからだ。 「世界に通用する!」  特に途中出場の久保建英を絶賛する風潮... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】U-20W杯は原石の見本市だが、将来を保証する舞台ではない

 U-20ワールドカップが開幕。日本は21日、南アフリカを2-1と逆転で下し、白星スタートを切った。  この試合、日本は前線の選手の個性が際立った。  小川航基はゴールを奪うためのポジショニングをし... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】U-20W杯開幕を前に思う。何をもって“若手”とするか――

 5月20日、韓国でU-20ワールドカップが幕を開ける。次世代を担うルーキーたちが、鎬(しのぎ)を削る大会だ。日本はグループステージでD組に入り、南アフリカ、ウルグアイ、イタリアと決勝トーナメン... 続きを読む

久保建英はメッシとまるで違う。世界に通用しうる一番の武器は?

 編集部から、依頼があった。 「バルセロナでメッシをデビュー戦から取材していた視点で、久保と比較した原稿を書いてくれませんか?」  最初にはっきりと言うが、久保建英(15歳/FC東京)はリオネル・メ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】 寡黙なジダンがなぜ、タレント集団を操れるのかを考えてみよう

「今日の試合は集中していくぞ! 絶対に負けられない試合だ!!」  多くの監督が、選手たちに向かってこう言う。それは常套句だろう。集中するのは当然のことだし、負けていい試合などない。しかしこれは掛け... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】ネガティブをポジティブへ――A・マドリーの成功例に学べ!

 アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、世界の名将のひとりに数えられるのはどうしてか?  それは、シメオネがアトレティコというチームを変革させたからだろう。生まれ変わらせた――そう言っ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】監督は戦術のディテールを授け、選手はそれを臨機応変に活用せよ

「もっと前からプレスをかけるべきだった」  Jリーグの試合後の監督記者会見ではしばしば、そんな反省の弁を聞くことがある。  試合のプランとして、選手たちには「前からの激しいプレス」を言い渡していたと... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】ポゼッションで勝ちたいなら、時にポゼッションを放棄せよ!

<ポゼッション型のチームが、試合立ち上がりから強烈なプレッシングを受け、どうにも挽回できない>  それは、しばしば見られる展開のひとつである。  ビルドアップで必死に繋ごうとするものの、バックライン... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】「急がば回れ」も一理あり! 一筋縄ではいかないクラブ経営

 フットボールのクラブ経営――。  一口に言うが、それは一筋縄ではいかない。うまくいかないことのほうが多いだろう。  もっとも、戦略(=準備)次第で必ず打開策はある。  例えば、どうやって胸スポンサー... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】着実に進化中のハリルジャパンに必要なのは“幅”と“柔軟性”

 3月28日に行なわれたロシア・ワールドカップ・アジア最終予選、日本はタイを4-0で下し、得失点差でグループリーグ首位に浮上。本大会出場の道が、ようやく拓けてきた。  しかし、直近のUAE戦(23... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】快勝も苦戦も紙一重の差…ブレない日本代表、タイ戦の結末は⁉

 敵地アルアインで、日本はUAEを2-0で下した。これによって、グループ1位のサウジアラビアと勝点で並んでの2位に浮上。ロシア・ワールドカップ本大会出場の道が、少し拓けてきた。  そして、今まで吹... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】緊急事態に見舞われた今こそ、日本代表の“戦闘力”の程が見える

 局面で勝てるか?  それが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の戦術軸になっている。  これは、「1対1」と置き換えても良いだろう。ハリル流に言えば、「デュエル」となるだろうか。球際を制することに、重... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】バルサのCL大逆転劇も!? 奇跡をも起こせる監督の「言葉の力」

 名将か、凡将か。その違いは、紙一重かもしれない。  マルセロ・ビエルサやジョゼップ・グアルディオラのような天才たちは別にして、ほとんどの監督の語る言葉は似ている。フットボールはひとつの法則性のな... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】1+1が2以上になる「セット」がJクラブにどれだけ存在するか!?

 サッカーというスポーツには、「ひとつのセット」という感覚がある。  例えば、CBのふたり、2トップ、ダブルボランチ――。相互関係でプレーの精度が決まり、その呼吸が大事になる。  サイドでのプレーも... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】CLでの大差スコアを生み出した、パリSGの良策、バルサの愚策

 現在、欧州ではチャンピオンズ・リーグ(CL)、決勝トーナメント1回戦の激闘が繰り広げられている。  そんななか、第1レグではパリ・サンジェルマンがバルセロナを本拠地で4-0と撃破。この結果は「大... 続きを読む

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