小宮良之 新着記事

特殊なサイドの縦関係。どんなSBとでも組める久保建英は異能だ【コラム】

 サッカーにおける「サイドでの縦の補完関係」は欠かせないもので、“強いつながり”が要求される。 もちろん、センターバックやボランチの横での関係性も同じように重要だろう。お... 続きを読む

「現役時代から監督の視点でプレーしていた」なぜシャビ・アロンソは42歳にして“名将”になりえたのか。翻って、日本の指揮官は荒野で生きられるか【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今シーズン、ヨーロッパ各国リーグで伏兵が台頭している。  プレミアリーグではブライトン、ラ・リーガではジローナ、セリエAではボローニャ。共通しているのは、どのクラブの監督も四十代と比較的若い点... 続きを読む

「ポゼッションに意味はない」指揮官シメオネが断言していたアトレティコの“変貌”。ただし選手たちのキャラクターは変わらない【コラム】

 アトレティコ・マドリーは、プレーモデルを確立したチームと言える。守備の堅牢さと強度の高いカウンター。ディエゴ・シメオネ監督をボスにした戦闘力は熟成度が極まっている。「昨今はポゼッション型のチー... 続きを読む

ウルトラスを排除し、ラ・リーガの強豪へ。ビジャレアルの成功例に見る悪辣なサポーターとの関わり方【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年8月、浦和レッズのサポーターが、ピッチに乱入するという事件があった。相手サポーターが陣取る席まで、100人前後が肉迫。死傷者などは出していないが、暴力行為が確認されたという。 Jリーグのク... 続きを読む

“2番手”の上田綺世がCLで示した可能性。堅固なアトレティコの守備陣を悩ませ、脅威を与えた

 11月28日、チャンピオンズリーグ(CL)。フェイエノールトは本拠地でアトレティコ・マドリーと戦い、1-3と敗れている。グループリーグ突破の可能性は消滅したわけだが…。 ハーフタ... 続きを読む

「ボールありき」を貫くブライトン、「攻撃重視」の伝統を捨てたアヤックス。コンセプトの追求が明暗を分けた 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 10月26日、日本代表の三笘薫を擁するプレミアリーグ(イングランド)のブライトンと、エールディビジ(オランダ)のアヤックスがヨーロッパリーグのグループリーグ第3節で対戦している。ホームのブライ... 続きを読む

攻守に変幻自在!レバークーゼンを躍進に導くシャビ・アロンソ監督の手腕【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「フォーメーションは電話番号。その人の連絡先に通じる数字かもしれないが、その人、自身を表すわけではない」 かつて、名将ルイス・セサル・メノッティは思わずうなずきたくなるような説明をしている。「数... 続きを読む

アジア大会の韓国戦敗北を叩く必要はない。評価されるのは3、4年後。18年の準優勝メンバーには三笘、上田、板倉らが... 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 アジア競技大会男子サッカー競技、決勝戦でU-22日本代表はU-24韓国代表と対戦し、1-2と敗れている。「恥ずかしい」 お隣の韓国に敗れて準優勝に終わったことで、そんな厳しい反応も出た。「代表... 続きを読む

三笘や鎌田らが不在、“1.5軍”でも難敵に快勝。最強時代の日本代表に求められる「招集を見送る決断」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 10月13日、新潟。日本代表はカナダ代表に4-1と快勝を収めている。一人ひとりの選手が局面で上回っていた。単純にボールのコントロール&キックで違いを見せた。 カナダがペースを握る時間帯もあった... 続きを読む

森保ジャパン、アジア杯のキーマンは? いないと攻守ともに不具合が生じる。課題はバックアッパーの不在 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 来年1月のアジアカップに向け、森保ジャパンのキーマンを一人だけ挙げるなら、リバプールに所属するMF遠藤航になるだろう。 10月シリーズ、遠藤はカナダ、チュニジア戦に先発し、守備に安定をもたらし... 続きを読む

セルティックに凌駕されながらも勝点3を奪ったラツィオ。“相手の嫌なプレー”を続けたイタリア強豪の極意 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、ラツィオは敵地で不出来な試合ながらイタリアのチームらしい地力の強さを見せ、2-1で劇的な勝利を収めている。 第2節、スコットランド王者... 続きを読む

10戦10発!勢いが止まらないマドリーMFベリンガム。尋常ではない技術、卓抜したフィジカル、戦術的天才性

 レアル・マドリードのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの勢いが止まらない。 ベリンガムは昨シーズンまでの時点で、「次世代を担う若手」ではあった。ドイツのボルシア・ドルトムントで、攻守の主... 続きを読む

上田綺世が力を示すも...CLフェイエノールト戦で見せた“アトレティコの神髄”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 チャンピオンズリーグ(CL)、第2節。過去10年で2度、CLファイナリストになっているアトレティコ・マドリーは、フェイエノールトを相手に苦しみながらも3-2と逆転で勝利を飾っている。 ディエゴ... 続きを読む

主導権を握る4-3-3、堅守速攻型の5-3-2、ペップの3-2-4-1... フォーメーションは形に過ぎない

 サッカーにおけるフォーメーションはしばしば、自分たちが優位か、不利か、で決定される。得点をできるだけ多くとるための編成か、失点をできるだけ少なくするための編成か、と置き換えてもいい。それは布陣... 続きを読む

フォーメーションという数字に囚われない。名将グアルディオラの深淵「監督がやっているサッカーの本質を見て欲しい」

 ジョゼップ・グアルディオラは、今や世界最高の名将と言って憚りがないだろう。 マンチェスター・シティを率い、とうとうクラブ史上初の欧州王者に押し上げた。二度目のファイナリストで悲願を成し遂げたわ... 続きを読む

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