小宮良之 新着記事

ベリンガムになる必要はない。爆発的な強さや高さがなくても世界で通用する“日本人の武器”【コラム】

 いつか日本サッカーでも、レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムのような選手が生み出されるかもしれない。大きな体躯で、長い手足を使い、パワーも、スピードにも優れたオールラウン... 続きを読む

かつてホームで無敵を誇ったバレンシアはなぜ衰退したのか。降格危機にある名門の“最後の砦”【コラム】

 ラ・リーガ第20節。バレンシアは、久保建英を擁するレアル・ソシエダを1-0と下し、最下位から脱出している。劣勢の展開だったが、虎の子の1点を守り切った。 この試合、際だったのはキャプテンマーク... 続きを読む

「名将」の条件とは何か。マドリー指揮官アンチェロッティは “化学反応”を起こすスペシャリスト【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 どんな分野であれ、「名将」と崇められるようなリーダーは、周りを魅了する人間性を持っている。 例えば、それは大らかで、ウィットに富んでいて、人情味があるかもしれない。一見するとネガティブなキャラ... 続きを読む

「最も下部組織出身者の占める割合が高いクラブ」久保所属ソシエダの“流儀”。いかにしてビッグクラブに立ち向かってきたのか【コラム】

 スペイン、ラ・リーガの名門レアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)は、日本代表アタッカーである久保建英の活躍が目立つが、欧州主要リーグの1部クラブの中で「最も下部組織出身者が占める割合が高いクラブ」... 続きを読む

「非ポゼッション」から変貌したアトレティコに漂う進撃の予感【コラム】

 ディエゴ・シメオネ監督が率いたチームはかつて、そうしたごつごつとした言葉で語られることが多かった。「ポゼッションには意味がない」 シメオネ自身、そううそぶくところもあった。単純に言えば、スペク... 続きを読む

「インテンシティが高いチーム、選手」とは何なのか。見苦しいファウルを賛美するなどあり得ない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 インテンシティのあるチーム、もしくはインテンシティのある選手の基準はどこにあるのだろうか?「選手なら、誰でも走ることができる。必要とされるのは強い意志であり、欲求であり、欲望である」 そう語っ... 続きを読む

「足をへし折れ!」無残に骨を折られたマラドーナ。当時のサッカーではヴィニシウスは生き残れなかったはず【コラム】

 1983年9月、カンプ・ノウでの出来事だ。  当時、バルセロナに所属していたアルゼンチン人FWディエゴ・アルマンド・マラドーナは、アスレティック・ビルバオのスペイン人DFアンドニ・ゴイコエチェア... 続きを読む

マドリー指揮官アンチェロッティの神がかり的な人心掌握力。スターを腐らせず、若手も台頭させる並外れたマネジメントの“極意”【コラム】

 今シーズン、スペイン王者、欧州王者であるレアル・マドリードは、不安定なスタートを切った。FCバルセロナ、ACミランに連敗。キリアン・エムバペが思った以上のプレーができず、批判が集まった。ライバ... 続きを読む

「正直、ここまでとは」ロングボール多用のプレミアリーグに革命をもたらしたグアルディオラ。今季は自身が作り上げた“標準”に飲み込まれ…【コラム】

 プレミアリーグ王者、マンチェスター・シティが深刻な不調に陥り、ジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕にも懐疑的な目が向けられている。 10月末にリーグ杯でトッテナムに敗退した後、プレミアリーグ、... 続きを読む

マドリーの背番号7は特別な存在。実力や功績は申し分ないヴィニシウスだが、7番に相応しいのか【コラム】

 歴史的なクラブでは、特定の背番号に“戦いを象徴する”選手の系譜がある。どんな生き様をピッチで見せるのか。それは、クラブに多くの栄光をもたらした場合もあるが、必ずしもそれ... 続きを読む

日本サッカー史上“破格の輝き”、隔世の感がある2選手。トップリーグで史上最高の日本人だ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年11月、これまで欧州に挑戦してきた日本人選手にとって、歴史的な週末になったと言えるかもしれない。  プレミアリーグ、ブライトンの三笘薫が、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いる王者マンチェス... 続きを読む

12月で引退する39歳ヘスス・ナバスが示す健在ぶり。フィジカル全盛の時代に輝く“ボールを操る技術”【コラム】

 セビージャのヘスス・ナバスは、今年12月末でスパイクを脱ぐことを発表している。11月21日には39歳で、現役選手としての日々は残りわずか。痛みを抱える膝は現役を続けるには限界のはずだが...。... 続きを読む

マドリー1年目のエムバペはなぜ本領を発揮できないのか。期待された数字とは程遠い【コラム】

 スーパースター、キリアン・エムバペの調子がなかなか上がらない。ラ・リーガでは第14節現在で7得点。波の選手だったら決して悪い数字ではないが、期待された数字とは程遠い。9月は4試合で5得点と波に... 続きを読む

「ボールを自分たちのものにする」――。これからのサッカーの在り方を問う名将対決【コラム】

「ボールを自分たちのものにする」 それはサッカーの原則の一つだろう。ボールを持っていない方が、それを奪い返した瞬間に有利になるトランジション戦術は流行とは言え、ボールを運べないチームは話にならな... 続きを読む

どんなスター選手でも「去る者は追わず」 世界でも類を見ないマドリーの流儀【コラム】

「レアル・マドリーのヴィニシウス(・ジュニオール)が契約延長を拒否し、退団を求めている」 先日、そんなニュースが出た。チームのエースの一人と言えるブラジル人アタッカーが退団となれば、大きな話題に... 続きを読む

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