小宮良之 新着記事

ブラジル史上最高の監督になるかもしれない――「名将がいない」王国の希望と言える元セレソン戦士【コラム】

 クラブ・ワールドカップ、フラメンゴを率いるフィリペ・ルイスは戦術的に魅力的な戦いを見せた。 グループリーグ、フラメンゴはチェルシー、エスペランス・チュニス、ロサンゼルスFCと同組で無敗。首位で... 続きを読む

紙一重の日本と世界の差。クラブW杯ではシュートシーンにJリーグとの違いが…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 紙一重なのだろう。 日本と「世界」の差だ。 クラブワールドカップ、アジア王者として挑んだ浦和レッズが健闘したのは間違いない。南米の雄、リーベル・プレートを相手に怯まず戦った。欧州チャンピオンズ... 続きを読む

CWCはクラブ世界一を決める大会なのか。圧倒的な世界最高峰はCL、アル・ヒラルが波乱を起こせたのも…【コラム】

 クラブワールドカップ(CWC)は、グループリーグで開催国枠のインテル・マイアミのリオネル・メッシ、ルイス・スアレスなどが衰えを知らない活躍を見せるなど盛り上がりを見せた。フットボールの抗えない... 続きを読む

浦和が見せつけられた世界との“果てしない差”。「うまさ」を超えた、粘り強さや駆け引きの老獪さに感じた違い【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 クラブワールドカップ、アジア王者の浦和レッズは開幕戦で、アルゼンチンの強豪、リーベル・プレートと対戦して1-3と敗れている。「善戦」 それが正しい表現だろうか。自分たちのペースで戦っている時間... 続きを読む

ネットでの選手への誹謗中傷はエスカレートする一方。正義だと思っているだけに、手に負えない。25年ほど前までは…【コラム】

 日本では、サッカー選手に対するネットでの誹謗中傷行為は、エスカレートする一方だ。各クラブが警告を発するたび、一時的には沈静化しても、次にうごめき出した時には、騒ぎがより大きくなっている。もはや... 続きを読む

多士済々の日本で人材不足が深刻なポジションは? W杯に向けて台頭が望まれる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 昨今の日本サッカーは、選手の人材に恵まれていると言えるだろう。 サイドアタッカーは特に人材が豊富だ。久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)を筆頭に、中村敬斗、伊東純也(スタッド・ド... 続きを読む

流浪を続ける“天才”ハメスはなぜクラブで成功できないのか「走るのを嫌い、コンタクトプレーも嫌がり…」【コラム】

「天才」 その言葉は、サッカー界で必ずしもポジティブには使われない。ありあまる才能を持て余す。そんな場合にも用いられる。 サッカー界に「天才」は少なくない。早熟で、際立っていたセンスが煙のように... 続きを読む

マドリーBチームの指揮官を退いた伝説FWラウール。一時は「すぐにでもトップチームの監督を」と求める声もあったが…【コラム】

 レアル・マドリーのセカンドチーム、カスティージャを率いていたラウール・ゴンサレス監督が、退任することになった。6シーズンにもわたって、指揮官を務めた。トータル209試合の指揮は、歴代2位の数字... 続きを読む

「久保頼み」で勝ち抜けるほど世界は甘くはない。称賛を送っているようでは世界一など遥かな夢【コラム】

 2026年W杯アジア最終予選、日本はバーレーンを2-0で下し、8大会連続本大会出場を“世界一番乗り”で決めた。 久保建英が救世主だった。 後半途中、久保は上田綺世からの... 続きを読む

CL決勝進出のインテルが採用する3-5-2は“一周回って新しい”【コラム】

 今シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)、ファイナリストになったイタリアのインテル・ミラノは一つの戦い方を示している。 3-5-2というフォーメーションは、“一周回って新しい&... 続きを読む

日本サッカーが新たな章に入るには…“化け物級”の点取り屋が必要【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「点取り屋不在」 日本サッカーにおいて、長い間、一つの決まり文句だった。 しかし、近年は多くのストライカーは出てきた。中でも、大久保嘉人、岡崎慎司、大迫勇也の3人は代表でも中心的存在になった。彼... 続きを読む

サッカーでの筋力アップは必ずしもプレー向上に結びつかない。ソシエダMFのように“劣化”する場合も…【コラム】

 多くのスポーツで、「身体を大きくすること」でパワーを得られる。トレーニングも奨励されている。メジャーリーグに渡った日本人選手の身体が大きくなると、確かにパワー満点だ。 しかしサッカーで、「身体... 続きを読む

「波乱」のJ1は何が起きてもおかしくない。1位に予想していたチームは一人の離脱で…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 昨今のJ1リーグは、何が起こってもおかしくない。今シーズンは、その度合いが増している。ポジティブに言えば、群雄割拠、実力伯仲、となるし、ネガティブに言えば、どんぐりの背比べ、どっちもどっち、と... 続きを読む

「吉田麻也は本当にいい顔つきをしている」マンCのコーチが称えたCBの“顔”。現在は「うまさ」が重視されるが、失われるものも…【コラム】

 現代のセンターバックは“守る”という本分以外に、ビルドアップの能力が求められる。必然的に、ボールコントロールやキックの正確さ、それに視野の広さや状況判断も欠かせない。 ... 続きを読む

プレーを流すことでプレータイムを増やすという安易な発想はすぐに止めるべき。欧州でも…【コラム】

 今シーズン、Jリーグはアクチュアルプレーイングタイムを増やす試みをしている。止まった時間を減らし、疾走感やスペクタクルを高める。それが狙いだ。 欧州トップレベルのゲームと比べて、Jリーグは単純... 続きを読む

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