小宮良之 新着記事

「理念」を感じさせる一貫したソシエダのスタイル。久保建英がブレイクできたのも必然 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 Jリーグのクラブも、大半は「自分たちのプレースタイル」を確立しようとしているという。どんなトレンドが来ても、通底した戦い方の基本というのか。チームダイレクターはそのコンセプトに従って、監督を選... 続きを読む

「カタルーニャ人どもの…」スペイン人DFが1年前のSNS投稿を理由に加入内定取り消しに――あまりに高くついた代償【コラム】

 口は禍の元である。現代の口は、SNSにも当てはまる。よくよく気を付けるべきだ。 日本のスポーツニュース、サッカーニュースでは扱われないだろうが、先日、一人のスペイン人選手が“禍を呼... 続きを読む

「丸ごと入れ替えるべき」欧州や南米では新監督就任でコーチも刷新するケースが主流。一方、Jリーグでは…【コラム】

 欧州や南米では、監督が新たに就任するときは“一つのチーム”で挑む。単独で、監督として大仕事に挑むことはほとんどない。自分が信用するスタッフで固めなかったら、&ldquo... 続きを読む

世界のサッカー大会が大きく様変わりするなか、E-1選手権はもはや必要なのか。アジア内でもアップデートできないと世界から取り残される 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 世界のサッカー大会の枠組みは、この5年、10年で大きく様変わりしている。 筆頭であるワールドカップは2026年大会から出場国が32か国から48か国に激増。欧州ではUEFAネーションズリーグが2... 続きを読む

100年以上の歴史で降格経験なし…“バスク純血主義”を貫くアスレティック・ビルバオの流儀【コラム】

 スペインのアスレティック・ビルバオが“バスク純血主義”であることはよく知られている。 バスク純血主義とは、民族的にバスク人の血を引いているか、バスク自治州で生まれ育った... 続きを読む

日本だけが強くなっているわけではない。過酷なW杯予選を勝ち抜いてくる欧州・南米勢は容赦がない 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 森保一監督が率いる日本代表は、8大会連続のワールドカップ本大会出場を決めている。今回は、史上最速のW杯予選突破。アジアではほとんど敵なしだった。指揮官は気分を良くしたのか。「W杯優勝」 そう目... 続きを読む

ブラジル史上最高の監督になるかもしれない――「名将がいない」王国の希望と言える元セレソン戦士【コラム】

 クラブ・ワールドカップ、フラメンゴを率いるフィリペ・ルイスは戦術的に魅力的な戦いを見せた。 グループリーグ、フラメンゴはチェルシー、エスペランス・チュニス、ロサンゼルスFCと同組で無敗。首位で... 続きを読む

紙一重の日本と世界の差。クラブW杯ではシュートシーンにJリーグとの違いが…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 紙一重なのだろう。 日本と「世界」の差だ。 クラブワールドカップ、アジア王者として挑んだ浦和レッズが健闘したのは間違いない。南米の雄、リーベル・プレートを相手に怯まず戦った。欧州チャンピオンズ... 続きを読む

CWCはクラブ世界一を決める大会なのか。圧倒的な世界最高峰はCL、アル・ヒラルが波乱を起こせたのも…【コラム】

 クラブワールドカップ(CWC)は、グループリーグで開催国枠のインテル・マイアミのリオネル・メッシ、ルイス・スアレスなどが衰えを知らない活躍を見せるなど盛り上がりを見せた。フットボールの抗えない... 続きを読む

浦和が見せつけられた世界との“果てしない差”。「うまさ」を超えた、粘り強さや駆け引きの老獪さに感じた違い【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 クラブワールドカップ、アジア王者の浦和レッズは開幕戦で、アルゼンチンの強豪、リーベル・プレートと対戦して1-3と敗れている。「善戦」 それが正しい表現だろうか。自分たちのペースで戦っている時間... 続きを読む

ネットでの選手への誹謗中傷はエスカレートする一方。正義だと思っているだけに、手に負えない。25年ほど前までは…【コラム】

 日本では、サッカー選手に対するネットでの誹謗中傷行為は、エスカレートする一方だ。各クラブが警告を発するたび、一時的には沈静化しても、次にうごめき出した時には、騒ぎがより大きくなっている。もはや... 続きを読む

多士済々の日本で人材不足が深刻なポジションは? W杯に向けて台頭が望まれる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 昨今の日本サッカーは、選手の人材に恵まれていると言えるだろう。 サイドアタッカーは特に人材が豊富だ。久保建英(レアル・ソシエダ)、三笘薫(ブライトン)を筆頭に、中村敬斗、伊東純也(スタッド・ド... 続きを読む

流浪を続ける“天才”ハメスはなぜクラブで成功できないのか「走るのを嫌い、コンタクトプレーも嫌がり…」【コラム】

「天才」 その言葉は、サッカー界で必ずしもポジティブには使われない。ありあまる才能を持て余す。そんな場合にも用いられる。 サッカー界に「天才」は少なくない。早熟で、際立っていたセンスが煙のように... 続きを読む

マドリーBチームの指揮官を退いた伝説FWラウール。一時は「すぐにでもトップチームの監督を」と求める声もあったが…【コラム】

 レアル・マドリーのセカンドチーム、カスティージャを率いていたラウール・ゴンサレス監督が、退任することになった。6シーズンにもわたって、指揮官を務めた。トータル209試合の指揮は、歴代2位の数字... 続きを読む

「久保頼み」で勝ち抜けるほど世界は甘くはない。称賛を送っているようでは世界一など遥かな夢【コラム】

 2026年W杯アジア最終予選、日本はバーレーンを2-0で下し、8大会連続本大会出場を“世界一番乗り”で決めた。 久保建英が救世主だった。 後半途中、久保は上田綺世からの... 続きを読む

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