加部 究 新着記事

世界8強入りは可能か? 最終予選に臨む現有戦力は“史上最高”に近いが…森保一監督への期待と不安

 東京五輪でメダルを逃した日本だが、盛んに飛び交った「史上最強」の謳い文句に嘘はなかった。 何より根拠となるのは、守備力を支えた個々の能力と経験値だ。吉田麻也が先鞭をつけたCBの欧州進出は、ひと... 続きを読む

【アジア最終予選ポイント展望】古橋の新天地での充実ぶりを代表でも活用すべき! 現状での最適なコンビは?

 いよいよ始まるカタール・ワールドカップのアジア最終予選。B組に入った日本は、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと戦う。熾烈な戦いを森保ジャパンは勝ち抜くことができるか。予... 続きを読む

東京五輪で見えた強豪国との距離。「頑張って戦う」先に森保ジャパンのW杯ベスト8入りはあるか?

 東京五輪の男子サッカーで、日本は3度目のベスト4進出を果たしながらメダルには届かなかった。ただし銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪との違いは、世界の中での現在地を知る大きな手がかりを得ら... 続きを読む

遅きに失したベンチワーク…結局森保監督が動いたのはメキシコに3点目を奪われた後だった【東京五輪】

 スコアだけを見れば、準決勝のスペイン戦は惜敗で、メキシコ戦は完敗になる。だが中身は、明らかに真逆だった。スペインとは引っ繰り返すことが出来ない力の差があったが、3位決定戦はベンチの動き方次第で... 続きを読む

完全本気モードのスペイン相手に鮮明になった現在地。世界トップクラスと日本の実力差とは?【東京五輪】

 これ以上日本に出来ることはなかった。 最大の収穫は、スペインが五輪にこれだけのメンバーを揃えて参加してきたおかげで、日本の現在地を再確認出来たことである。  一発勝負なので、PK戦に持ち込めば... 続きを読む

NZ戦、望んでいなかったPK決着、冨安の出場停止は防げなかったのか? スペイン戦で欲しい果敢な采配【東京五輪】

 日本は典型的な負けパターンにはまりかけていた。 イメージが重なるのは、この日も日本ベンチに入っていた反町康治・JFA技術委員長が監督を務めた13年前の北京五輪である。十分に勝てる相手と踏んでい... 続きを読む

酒井宏樹の累積警告は避けられなかったが… 森保ジャパンが総力戦へ向けて完了した“再確認”【東京五輪】

 欧州で助っ人としてプレーする選手たちと、所属クラブで重用されるJリーガーで構成される日本は、オーバーエイジ(OA)が開花前のつぼみのような集団を引率して来たフランスに成熟度の違いを見せつけた。... 続きを読む

「フラッグ!」三笘に飛んだ指示がメキシコ戦終盤の苦境を象徴。しっかり勝ち切るなら久保を残すよりも…【東京五輪】

 的確な分析を基盤に、森保一監督を筆頭に日本の指導者の大半が愚直に繰り返した「ハードワーク」「球際」「走力」で相違を生み出した勝利だった。そういう意味では日本サッカーの志向と選手個々の特性が表わ... 続きを読む

「プロ輩出」を最優先する淡路島の新設校から、無名の高校3年生・福井悠人がJ3デビューを果たすまで

 7月10日、理想的な環境を整え「プロフェッショナル・フットボール・アカデミー」と命名された通信制高校の一期生がプロのピッチに立った。18歳の誕生日を2日後に控えた彼には、小中高校を通して全国大... 続きを読む

【采配検証】重苦しさが漂った南ア戦。切るカードが決まっているなら躊躇する時間は無駄になる

 相手が退場者を出すと逆に攻め難くなるのはよくあるケースだが、開幕の南アフリカ戦は似たような条件下で行なわれた。 アフリカ3位の南アは、本来最も勝点3を計算し易い相手だ。だが裏返せば、絶対に勝た... 続きを読む

【識者コラム】スペイン戦で見えた金メダル候補の壁の高さ。2戦目以降は全て息苦しい夜になりそうだ

 これほど日本が希望通りに選手を集められたのは開催国特権の賜物だと思っていたが、総体的に欧州のクラブも完全に反旗を翻すわけではなく一部に寛大さを示したことで、東京五輪は予想以上にハイレベルな争い... 続きを読む

EUROも示唆…五輪はベストメンバーだけで絶対に勝ち抜けない大会。メダル獲得に必要なビジョンとは?

 頂点を競うには1か月間に7試合を消化しなければならないEURO(欧州選手権)は、実力の接近したチームが集結し消耗戦となった。計720分間プレーしたイタリアは、守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの... 続きを読む

田中碧が選んだ独2部からのスタート… 欧州で這い上がれる日本人選手とそうでない選手の分岐点とは?

 U-24日本代表として東京五輪に挑むMF田中碧が川崎フロンターレから欧州へ移籍する。新天地は、ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフだ。欧州へのファーストステップとして、下部リーグを経由し... 続きを読む

【J1前半戦ベスト11 Vol.1】三笘薫は魅せる選手として今や別格! 同じく充実の境地にあるのは…

 J1リーグはおおよそシーズンの約半数の試合を消化。6月20日時点で川崎が21試合消化と最も多く、新型コロナウイルスの影響で出遅れたガンバ大阪も15試合を消化している。そこで本稿では、代表戦再開... 続きを読む

世界を知る元ビッグクラブ指導者が日本の高校を率いたら… 「ネガティブな言葉が一切ない」指導とは?

 ジェリー・ペイトン――元アイルランド代表でユーロやワールドカップに出場し、GKコーチとしてもアーセン・ヴェンゲル指揮下のアーセナルで15年間もGKコーチを務めた。そんな人物が現在、日本の高体連... 続きを読む

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