加部 究 新着記事

ハリル監督も上機嫌! “2連勝”は日本代表のヒエラルキーに影響を与えたか?

 2試合を終えて最大の収穫は「なるべく多くの選手を見たい」指揮官が、その言葉通りの采配を実践したことだ。ただしロシア・ワールドカップを見据えた国内組の最終テストという観点からすれば、代表チームの... 続きを読む

W杯で成功を収めるには?ハリルが歩む“サプライズの法則”とメキシコ、チリ、川崎が示すヒント

 概してワールドカップの番狂わせは、欧州以外の開催の方が多い。  サッカーは欧州を軸に回っている。当然トッププレーヤーたちの日常と異なるほど、開催地側の条件に合致したチーム(選手)が力を発揮する。... 続きを読む

【コラム】戦術もレギュラーも8割方見えた!? W杯へハリルは何をどう見極めたか

 すでに最終予選終盤から見えていたことだが、ロシア・ワールドカップ本番へ向けての戦術はもちろん、レギュラーメンバーも8割方固定された印象だ。4-3-3で、オプションは中盤の三角形を引っくり返すし... 続きを読む

プラチナ世代とネイマール世代の8年――落差の兆候はあの惜敗の2年後から

 2009年のナイジェリア決戦から、もう8年になる。  日本関係者の期待を背負ったプラチナ世代(1992年~93年早生まれ)は、U-17ワールドカップでブラジルと対戦した。実はこのチームがブラジル... 続きを読む

なぜプロビンチャの鹿島がタイトル数で独走するのか? 戦力強化の「勝ち組と負け組」

 J1リーグはいよいよクライマックス。残り4試合で、首位鹿島を2位の川崎が勝点2ポイント差で追う白熱の展開となっている。鹿島が2年連続9回目の優勝を達成するのか、川崎が悲願の初優勝を遂げるのか、... 続きを読む

「メノッティ派?or ビラルド派?」大国も揺れ動く強化の指針。日本サッカーの選択は?

 オズワルド・アルディレスは「必ず来る質問だと思っていたよ」と、ほくそ笑んだ。清水時代のことだ。返答は分かり切っていたが、こちらも挨拶代わりみたいなものだった。「あなたはメノッティ派ですか、それ... 続きを読む

ハリルが頭を抱えたテストマッチ2連戦。日本代表の勢力図は変わったか?

 今回のフレンドリー連戦で最も重要な意味を持つのは、まだ代表に定着し切れていない欧州組のテストだった。端的に言えば、小林祐希、武藤嘉紀、乾貴士には、代表への生き残りがかかっていた。  新風を吹き込... 続きを読む

【識者の視点】“小さな反乱を起こせる”小林祐希はハリルに重要なヒントを与えたか

[キリンチャレンジカップ2017]日本 2-1 ニュージーランド/10月6日/豊田スタジアム 小林祐希が香川真司と交代出場したのは、ニュージーランドの同点ゴールが生まれた直後だった。 ―― 先制する &r... 続きを読む

ハリルでW杯を勝てるのか?――惨敗を繰り返さないための準備なら比較的順調だ

 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は見事にグループBを首位通過した。来年の本大会ではいかなる戦いぶりを見せてくれるのか楽しみは尽きないが、果たしてハリルホジッチ監督はロシア大会... 続きを読む

【日豪戦コラム】ケイヒル投入でもハイボールを使わず… 豪州の「哲学」に数年前の日本が重なる

 現実派と理想家の闘いだった。  日豪両監督ともに短期間でチームの性格を変えた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、日本に根づきつつある幻想を遮断し、最初から世界の中での日本の立ち位置を見極め、最も... 続きを読む

【日本代表】才能豊かな世代がなぜ遅咲きに? 紆余曲折を経た「プラチナ」の現在地

 8月31日にオーストラリア戦を迎える日本代表だが、約2年ぶりの復帰を果たした柴崎岳、初招集となった杉本健勇が話題を集めたほか、92年生まれの選手が計5名招集された。決戦へ向けて、いわゆる「プラ... 続きを読む

監督交代に見る「先見性」――例えば鹿島の、そして浦和のタイミングはどうだったか?

 ある経験豊富な指導者が言った。「リスクを負わないことが、時には責任逃れになるものです」  2年前のカナダ・ワールドカップを終えた後だった。なでしこジャパンは、連覇こそ逃したが、粘り抜いて2大会連... 続きを読む

焦燥が透けて見えるハリルの試行錯誤ぶり。最大の懸念は理想のボランチ探しか

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム 勝点3が欲しい重要な一戦で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、いくつもの新しい選択をした。守備の要となる逆... 続きを読む

元日本代表も柏U-18のポゼッションを絶賛! 育成型を貫く首位・柏に生まれる好循環

 若いけれど年季が入っている。だから柏の選手たちは、ウォームアップのミニゲームから唸らせる。  5月14日のFC東京戦は、U-20ワールドカップのために中山雄太がチームを離れていたが、それでもスタ... 続きを読む

【コラム】想像を超える10代の成長曲線。久保建英がロシアW杯に間に合う可能性は?

 韓国から帰国したばかりの久保建英は、早くもスタメンでJ3のピッチに立っていた。U-20ワールドカップでベスト8を賭け、ヴェネズエラと120分間に及ぶ激闘を終えてから、わずか4日後のことだった。 ... 続きを読む

海外日本人

サッカーダイジェストの最新号

ページトップへ