加部 究 新着記事

ベルギー戦の勝機は? 昨年の対戦では酒井宏が好機を築く。柴崎、長谷部のミドルも有効だ

 オッズは極端に傾くほど番狂わせが起こり易い。それがサッカーの世界だ。  歴史を辿れば、日本代表は期待値と結果が反比例しがちだが、ベルギーも比例して来たとは言い難い。無欲で臨んだ1980年EURO... 続きを読む

「攻め倒す」がテーマの技術委員長が代表監督になり、そのビジョンは最も効果的に全国に発信された

 概して天才肌の異端児は、プライドが高く意固地な天邪鬼だ。常道を嫌い、いつも他人が思いつかない発想で驚かせたくて仕方がない。 西野朗監督が憧れたヨハン・クライフがそうだった。走力に長けても、走る... 続きを読む

【ロシアW杯】ハメスの故障に一発退場、名将の自滅… 猛烈な神風を味方に、ギャンブルに勝った日本協会

 猛烈な神風だった。 好結果を得るなら、少なからずコロンビアに自滅的な条件が要ると思っていたが、想像をはるかに超えて積み重なった。 ハメス・ロドリゲスの別メニューでの調整情報は信じていなかった。... 続きを読む

【コラム】コロンビアも困惑中!? 謎の深まった西野Jがサプライズへのキーマンとすべきは?

 最大の収穫は、コロンビアのホセ・ペケルマン監督を困惑させたことかもしれない。 Jリーグ開幕前夜のアマチュア時代の話だ。まだ日本は、韓国の遠い背中を眺めていた。だがある時、ユース代表戦で、日本が... 続きを読む

【日本代表|GL突破への3か条】8年前の南アフリカ大会のようなツキがないと

 コロンビア、セネガル、ポーランドと難敵揃いのグループH。格上の相手ばかりのグループリーグを、日本代表が勝ち抜くためには何が必要なのか。〝下剋上〞を起こすための3か条を見識のある7人に訊いた。―... 続きを読む

【コラム】西野監督が全幅の信頼を置く長谷部誠。ただし2戦を通じて明らかになったチームの軸は…

 もし西野朗監督が、本当にポリバレントなタイプを優先するなら、長谷部誠は理想の選手だ。浦和レッズからドイツに渡り、ボランチだけではなく、サイドバック、トップ下、センターバックなど様々なポジション... 続きを読む

【コラム】聞き慣れた日本評と想定内の戦いぶり… ガーナ戦の「トライ」で露呈した不安要素は?

 真剣モードのオールスター戦、それ以上でもそれ以下でもなかった。 スタメン平均が29.5歳、26名平均は27.5歳。西野朗監督は、実績のある人気選手を再結集して初陣に臨んだ。満員のスタンドでは、... 続きを読む

【コラム】ワールドクラスにも簡単ではない今のJリーグでも、イニエスタが期待を裏切る姿は想像がつかない!

 バルセロナで華麗なパスサッカーの主軸を担ってきたアンドレス・イニエスタの神戸加入がついに実現した。海外メディアも驚きを持って伝えたスーパースターのJリーグ加入は、果たして日本サッカーにとってい... 続きを読む

【コラム】なぜブラジル撃破後の西野氏はバルセロナへ渡り、代表選手はハリルの方針に異を唱えたのか?

 まずJFA(日本サッカー協会)が明示するべきなのは、「日本らしいサッカーの実現」と「ワールドカップの結果」で、どちらを最優先するのか、である。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の方針に選手たちが... 続きを読む

解明すべき検証課題。なぜ宇佐美は、プラチナ世代は日本代表の軸になり切れないのか?

 すでに中学に入学した頃から、宇佐美貴史の名前は全国区になりつつあった。ガンバ大阪の最高傑作との評判は一気に広まり、中学2年時にはU-15のキャプテンを務め、全日本クラブユース選手権で決勝ゴール... 続きを読む

マリ戦で浮上した2つの不安要素…「酒井宏樹の穴」と「中盤の不明瞭なコンセプト」

[国際親善試合]日本1-1マリ/3月23日/ベルギー・リエージュ  チームの守備について、ディフェンスラインだけを切り取って評価するのはナンセンスだ。ラインを押し上げコンパクトな戦いをするためには... 続きを読む

17歳の中村敬斗、菅原由勢らの抜擢に透けて見える“良いものを早く世に出そうという冒険心”

 平昌五輪のスノーボードが痛快だったのは、誰も安全策を採らなかったからだ。男子ビッグエアで予選をトップ通過したマーク・マクモルス(カナダ)は、最初に4回転半の大技に挑み転倒したのに、2度目も同じ... 続きを読む

アルゼンチンの名門クラブで研鑽を積む16歳の大器、ワシノ・ハルキとは何者か

 紅白戦を終えると、18歳年代のチームを指揮するエミリアーノ・アキーノ監督が全員を集めて話した。 「みんな、ハルキのようなプレーを模範にするんだ」  鷲野晴貴が在籍するのは、少年時代のリオネル・メッ... 続きを読む

【コラム】今季のJクラブが教訓的に示した「DAZNマネー」の現実的な使い道

 DAZNとの10年間契約がスタートし、昨オフのJリーグは久しぶりに補強のニュースが活発化した。  神戸は元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキと推定年俸10億円で3年契約と報じられ、FC東京は大久保... 続きを読む

【コラム】日韓戦の惨敗劇は「監督のせい」じゃないのか?

 いったい指揮官は、時計の針を何年巻き戻したのだろうか。  札幌での3-0の快勝から6年が経ち、日韓の立場は完全に入れ替わった。スコアだけの話ではない。サッカーの質、方向性のことだ。  6年前の日本... 続きを読む

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