熊崎敬 新着記事

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】浦和 年間王者へのカギは?

 苦手としてきた埼スタでの最終節、浦和は神戸に5-2と圧勝し、G大阪とのチャンピオンシップ準決勝に向けて弾みをつけた。  記者会見でペトロヴィッチ監督は、90分を3分割して次のように振り返った。 「... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】6連勝で自動昇格枠も視野に! 福岡の快進撃、その理由とは

 5年ぶりのJ1復帰を目指すアビスパ福岡が、終盤戦に来て素晴らしい戦いを見せている。  今節は敵地で群馬を下し(4-0)、6連勝。連続無敗は10試合に伸びた。すでにプレーオフ進出を決めているが2位... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】鹿島 中村を消し去った駆け引きの巧みとカイオの出色

 リーグ戦10試合連続無敗、第2ステージ最少失点を誇る横浜を、鹿島があっさりと退けた。首位の広島が勝ったため、逆転優勝は苦しくなったが、先週のナビスコカップ決勝に続く完勝と充実の秋を迎えている。... 続きを読む

【J2】首位・大宮に手痛い一敗も、10人で巻き返した長崎の見るべき健闘

 佳境を迎えたJ2の昇格争い、今節は長崎がアウェーで大宮に敗れ、6位へと後退した。  立ち上がり、守りが整わない中で渡部に先制ミドルを叩き込まれ、その後、リズムを立て直したが51分に退場者を出して... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】G大阪は何をしたかったのか

 鹿島がG大阪を退けたナビスコカップ決勝、両者の間には3-0というスコア以上の差があった。  鹿島は終始、主導権を握り、敵陣でゲームを進めた。 シュート24対5、コーナーキック12対2という数字も... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】崖っぷちの松本 反町監督が認識する「見直すべき部分」とは

 ホーム最終戦で鳥栖に敗れ、松本がいよいよ崖っぷちに追い詰められた。  スコアは1-2。松本はオビナのPKで先制したが、鳥栖との地力の違いは明らかだった。  前半、松本は攻撃の形を創ることができなか... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】G大阪に欠けていたプレッシャーを撥ね返すたくましさ

 敵地での1点差負けを挽回できず、G大阪の7年ぶりのアジア制覇は夢と消えた。  2試合合計1-2の敗北には、いくつかの要因が考えられる。 ひとつは過密スケジュール。広州恒大にとってこの試合は10月... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】実力者たちが噛み合わないC大阪に待つは試練の秋?

 C大阪がアウェーで群馬に敗れ、自動昇格圏の2位からさらに遠退いた。  前半を見た限り、この試合が0-2に終わるとは想像できなかった。C大阪が狙い通りの試合運びで主導権を握り、何度もチャンスを創り... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】走り続けた湘南に実りの秋が待っていた。

 年間総合最少失点、第2ステージ3位につけるFC東京を倒し、3試合を残して湘南がJ1残留を決めた。  1999年のJ2陥落以降、湘南は2009年、12年とJ1昇格を果たしながら、10年18位、13... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】高確率でゴールに——「懐を取る」鹿島のサイドアタック

 ネルシーニョ率いる神戸を2試合合計6-2と圧倒。鹿島が3年ぶり6度目のナビスコカップ優勝に王手をかけた。  カシマが舞台となった第2戦は、前半から神戸が積極果敢に攻めに出る。だが、終わってみれば... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】闘莉王“FW起用”では埋めきれなかった蓄積の差

 3-1で柏が名古屋を下した一戦は、今シーズンの蓄積の差がでたようなゲームだった。  2試合続けてFWとして出場した闘莉王は、さばさばした表情でこう語った。「チャンスは少ないと思ったけど、(自分に... 続きを読む

連載|熊崎敬 【蹴球日本を考える】人間国宝のごとく――中村俊輔のリズムの創り方

 1-1に終わった湘南ベルマーレと横浜F・マリノスの「神奈川ダービー」。戦前、このゲームの焦点は“リズム”にあると私は考えていた。  ボールが激しく動く展開なら、走力に勝る... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「元に戻った」鹿島が示す、なにより大事なサッカーの本質

 シルバーウィークの初日、鹿島が1-0で甲府を退けた一戦を観た。  最少得点差だったが、完勝と言って良い内容だった。 追加点のチャンスは逃したものの、前半からボールを支配して敵陣に攻め込み、甲府が... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】サッカーの奥深さを伝える松本の「汚いボール」

 よく目が離せないゲームというが、1-1に終わった湘南と松本のJ1第2ラウンドはまさにそれだった。圧倒的な走力とリスクを恐れない果敢な攻撃。局面でのせめぎ合いも激しく、90分があっという間に過ぎ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】負の連鎖からの好転、暗転。柏を翻弄したサッカーの難しさ

 第2ステージで優勝争いを繰り広げる柏が、3連敗中の‟鬼門”埼玉スタジアムで手痛い1敗を喫した。  スコアは0-1。決勝点は88分に生まれたが、GK菅野の好セーブの数々がなければ3、4... 続きを読む

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