熊崎敬 新着記事

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】敗戦の中にも希望あり? 柏の新外国人オリヴェイラは大当たりか

 23年目のJリーグが開幕した。  いつのシーズンも、私は開幕後しばらくはできるだけ多くのチームを観ることを心掛けている。今年はどこを追いかけると面白そうか、目星をつけるためだ。  開幕戦を見終えた... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】浦和 抜け目ない2ゴールに「脱・勝負弱さ」の予感

 抜け目ないふたつのゴールによって、浦和がACL初戦を白星で飾った。  8分に生まれた先制点は、敵のDFとGKがお見合いした隙を武藤が突いたもの。65分に生まれた追加点のPKも、敵のDFがボール処... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】理詰めの広島が見せつけた完成度の違い|ゼロックス杯

 微妙な判定によるPKを得たとはいえ、スーパーカップは広島の完勝に近い内容だった。  昨季のチャンピオンシップでも感じられたことだが、広島とG大阪とではチームの完成度に明らかな差がある。明確なビジ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】U-23優勝の意味。日本サッカーがアジアで積み上げてきた「強者の歴史」

 下馬評がそうだったように、私も正直なところ予選敗退を危惧していた。本大会出場を果たしたものの、韓国に勝てるとは思えなかった。言うまでもない、リオ五輪のアジア最終予選のことだ。  このチームは強く... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「日本の天敵」から逆転勝利で広島が世界3位! 実り多きシーズンの素晴らしき集大成!

 広島が「日本の天敵」広州恒大を退けた一戦は、実り多きシーズンの集大成といってもいい素晴らしいゲームだった。  準決勝から中2日の広州と、移動を含めた中3日の広島、ゲームの主導権を握ったのは後者だ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】楽しく呼吸を合わせる「MSN」の即興

 ヨーロッパ王者と南米王者の間には、明らかな力の差があった。  記者席からゲームを観ていて、リーベルが囲い込みに成功し、「ボールを奪える!」という瞬間が何度もあった。だが、それはほとんど外れた。  ... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】スアレスの「ゴール術」、その源泉は——

 メッシ、ネイマールのいない横浜の夜、主役となったのはスアレスだった。大会史上初のハットトリックで、アジアチャンピオンの広州恒大を粉砕した。  スアレスはゴールを決める仕事人だ。敵味方が入り乱れた... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】リーベルに善戦するも広島に突きつけられた“残り20分”の教訓

 南米王者リーベルが苦戦の末に広島を下し、決勝進出を決めた。  戦前、私は個々の技量と駆け引きで勝るリーベルが、地力の違いを見せて快勝するものだと考えていた。  だが、予想は大きく裏切られた。 序盤... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】「勝てる試合を落とした」クラブ・アメリカの甘さとメキシコの限界

 メキシコの強豪クラブ・アメリカが、格下アジアの広州恒大にショッキングな逆転負けを喫した。  アンブリス監督は記者会見で記者団から解任について問われ、スタジアムを出る選手バスにはサポーターから罵声... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】アフリカ王者に完勝も広島の素直なサッカーは駆け引きに長けたリーベルを上回れるか?

 広島がアフリカ王者マゼンベを下して、リーベルとの準決勝(12月16日@長居)に駒を進めた。  彼らの試合運びには、ほとんど隙がなかった。 1、2点目はCKから、そしてダメ押しの3点目は敵の攻撃を... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】5年ぶりJ1復帰の福岡 「サポーターの重低音」と「井原カラー」の勝利

 J2にくすぶっていた福岡が、5年ぶりにJ1昇格を決めた。  J1切符獲得につながる中村北斗の「決勝同点弾」は、87分という際どい時間帯に生まれた。 坂田、金森、亀川とつながる強烈なサイドアタック... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】広島が4年間で3度目の優勝!“地味だけど強い”常勝王者へ

 日本一を決める大一番、だが底冷えする寒さを忘れさせるような熱戦にはならなかった。  0-1でも優勝が決まる広島は前半、5バックでゴール前を固めた。だが、そのためG大阪に攻め込まれる場面が多くなり... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】“奇妙なゴール”が象徴するレベルの低いチャンピオンシップ

 ロスタイムも大詰めの96分、今野のスローインから広島の攻撃が始まった時、私の思考は停止した。 「え? どうして?」  混乱した頭の中を整理しているうちに、柏の決勝点が決まる。 こうしてチャンピオン... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】チャンスは作れども実らず… 敗れし浦和と日本サッカーの共通課題

 年間1位、広島への挑戦権を懸けた一戦は、G大阪に凱歌が上がった。  厳しい見方をすれば、私はG大阪が勝ったというより、浦和が自滅したようなゲームに思えた。敵よりも多くのチャンスを作りながら、隙を... 続きを読む

連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】過去最悪の9位に沈んだ千葉の敗因は?

 千葉のシーズンが、いつもより少し早く終わった。  上位の長崎、東京Vが敗れ、2点差をつけて勝っていれば6位に浮上できたが、ホームで讃岐に完封負け。過去最悪の9位でシーズンを終えた。  最終節は、文... 続きを読む

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