加部 究 新着記事

【名勝負の後日談】82W杯、ブラジル最高傑作のチームはなぜ敗れたのか――イタリア側の視点<前編>

 歴史に残る名勝負、名シーンには興味深い後日談がある。舞台裏を知る関係者たちが明かしたあの日のエピソード、その後の顛末に迫る。(文:加部 究/スポーツライター)――◆――◆―― 6年前、ブラジル・... 続きを読む

「小柄なのはマイナスではない」バルサを変革させたクライフのフィロソフィ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 FCバルセロナの始祖とも言えるヨハン・クライフは、下部組織であるラ・マシアの在り方に対し、こう言葉を述べている。「小柄なことはマイナスではない。(ユース年代で)小さくて目立つ選手は、大きな選手... 続きを読む

【W杯アジア予選を突破した日】初出場を決めたマレーシアの夜と岡田監督からのお礼の封筒

 過去6度のワールドカップに出場した日本代表は、これまで5度のアジア予選を突破してきた。本稿ではそれぞれの最終予選突破を果たした試合にスポットを当て、そこにまつわる舞台裏エピソードや関係者たちの... 続きを読む

【名勝負の後日談】ドーハの悲劇~最後に蹴らせたのは贖罪なのか…? ラモス瑠偉が感じた疑問

 歴史に残る名勝負、名シーンには興味深い後日談がある。舞台裏を知る関係者たちが明かしたあの日のエピソード、その後の顛末に迫る。(文:加部 究/スポーツライター)――◆――◆―― 中東は日本人にとっ... 続きを読む

バルサの給与削減に異を唱えたスアレスの横暴【現地発】

 ルイス・スアレスは、ウルグアイ人の中でもとくにその特徴が際立った選手だ。ピッチ上ではウルグアイ人のDNAでもある不屈の闘争心を前面に出して、チームの勝利のために極限までプレーする。しかしいった... 続きを読む

「攻め続ける」――グアルディオラのバルセロナが体現した“究極のボールプレー”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「バルサはとにかくフットボールをプレーする。し続けるのさ」 ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)はかつて、バルセロナの真理をそう語っている。グアルディオラはバルサの下部組織... 続きを読む

「バルトメウ会長はまるで“王様”メッシのように…」6人の理事が一斉辞任したバルサ内紛の舞台裏【現地発】

 フットボールが中断している間に、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のワンマン化が進行している。まるでピッチ上のリオネル・メッシと言わんばかりに、フロント内で王様のような振る舞いを見... 続きを読む

「無傷で乗り越えるのは不可能」“コロナショック”に直面したサッカー界の未来【現地発】

 新型コロナウィルスの猛威が止まらない。現代社会はIT化とグローバル化を2本柱に急速な進化を遂げてきたが、わずか4か月足らずの間にその成長を支えてきたシステムが崩れ去った。 我々スペイン人は、つ... 続きを読む

【セルジオ越後】日程を無理に取り戻そうとするくらいなら“コンペティション中止”でもいい。不安をなくしてフェアな競争を

 新型コロナウイルスの感染拡大は、スポーツ界に深刻な打撃を与えているね。国内外のサッカーリーグはもとより、多くのスポーツ大会やイベントが延期や中止に追い込まれている。そんななか7日に政府が「緊急... 続きを読む

【三浦泰年の情熱地泰】先が見えない新型コロナの脅威…こんな時こそ自分を見つめ直して、自分に出来ることを

 本来なら僕はサンパウロにいた。 もちろん新型コロナウイルスの影響の話になってしまう。 このコラムを書かなければと思っていながら「コロナが落ち着いたら」ポジティブなコラムを書こうと粘っていたが、... 続きを読む

リーガの“台風の目”レアル・ソシエダが見せた「サイド攻撃のお手本」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 サイドを崩す。 その攻撃は、今やサッカー戦術における常道だろう。  しかし、いくらサイドに技量の高い選手を置いて、コンビネーションを作り上げることができたとしても、サイドだけで“か... 続きを読む

バルサに蔓延する“ウイルス”――メッシの声明でフロントとの溝はもはや修復不能に…【現地発】

 コロナ渦に見舞われても、カンプ・ノウに“停戦”が訪れることはない。いや、選手とフロントの亀裂は、パンデミックを境にさらに拡大した感すらある。 今回の火付け役となったのは... 続きを読む

「クボの獲得は賭けに成功」久保建英は“タダ”から19億円!マドリーが保有する若手の市場価値アップにスペイン紙注目

 4月5日付けのスペイン紙が『AS』が、レアル・マドリーが保有する若手について特集している。 記事はまず、移籍金の高騰が続くなかで、マドリーがまだ出来上がっていない有望な若手を獲得する方針にチェ... 続きを読む

アルテタ、シャビ・アロンソ、イラオラ…ソシオ250人の小クラブ出身者が続々と指導者に【現地発】

 レアル・ソシエダのホームタウンでもあるサン・セバスティアンにアンティグオコというクラブがある。これまでプリメーラの選手を数多く輩出してきた育成の名門だ。 1997年、アンティグオコのカデーテ(... 続きを読む

「サッカーは“エモーション”こそすべて」だから無観客開催は難しい【小宮良之の日本サッカー兵法書】

<MORBO> それはスペイン語で「疾患」という意味だが、「不健全なモノが放つ魅力」とも訳される。病的、偏執的な魅力といったところか。愛と憎しみの感情は表裏一体で、そのぶつかり合いに人々は惹かれ... 続きを読む

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