中野吉之伴 新着記事

「欧州カップ戦のために、とは考えない」のになぜ有望株が集まるのか? ドイツ屈指の”育成処”フライブルクのブレない哲学【現地発】

 ブンデスリーガは残すところあと1試合。優勝争いは続いているが、現時点ですでに成功を祝えるチームがある。そのひとつがフライブルクだ。残留をいち早く決定し(最終節を残して13位)、大きなストレスな... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】戦術を言語化することの罪――「デュエル」「縦に速く」を提唱したハリルホジッチも…

 アジアカップ、ラウンド・オブ16で日本がサウジアラビアに対して使った戦術は、「Repliegue Intensivo」(スペイン語で集中的撤退戦)と言われる。 あくまで守備のブロックを作って、粘... 続きを読む

【セルジオ越後】劇的な展開が続いたCLも日本人は蚊帳の外。早く久保や安部が本物にならないと…

 欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)は、いよいよ決勝進出の2チームが決まったね。今季は4連覇を狙ったレアル・マドリーが敗れ、スペイン勢の連続制覇も5でストップ。準決勝はいずれも劇的な展開でリバプ... 続きを読む

【セルジオ越後】平成振り返りの番組でサッカー低迷の理由が明らかに…。令和の課題は人気回復だ

「平成」が幕を閉じ、「令和」の時代が始まった。生前退位による改元だからか、世間はまるでお祭り騒ぎだね。ただ国の文化として元号が変わったけど、サッカー界では何かが特別変わるわけではない。平成に清算... 続きを読む

【岩本輝雄】“二枚看板”不在でも、フロンターレが戦いの幅を広げられたワケ

 いよいよチャンピオンチームが調子を上げてきたね。  J1リーグの10節、ベガルタをホームに迎えた一戦で、フロンターレは3-1の完勝を収めた。憲剛と家長の“二枚看板”がいな... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】「若手」の定義の違いがその後のキャリアに影響?日本では23歳以下だがスペインでは…

「若手育成」 それは、その国のサッカーが強くなっていくために、欠かせない命題と言えるだろう。 しかし若手とは、具体的に何歳までを指すのか? 例えば、日本のJ3リーグにはFC東京、ガンバ大阪、セレ... 続きを読む

混迷を極めるブンデス2部の昇格争い。名門ハンブルクが勝ち抜くには、酒井高徳が必要だ。【現地発】

 ブンデス2部リーグで、昇格争いの行方が読めなくなっている。 昨シーズン1部からの降格クラブであるケルンとハンブルクは1年での1部復帰を狙い、可能な限りの戦力を残して今季に挑んでいる。 ドイツメ... 続きを読む

【現地発】パリで“ぬるま湯”に浸かる怪物エムバペへの警鐘――このままではネイマールの二の舞に…

 4月21日にパリ・サンジェルマンがリーグ・アン連覇を達成した。当日のモナコとの試合を控え、ホテルでテレビ観戦していたイレブンは、2位のリールがトゥールーズとスコアレスドローで終わったことを見届... 続きを読む

ブンデス屈指の名物ルール・ダービーは波乱の展開に。ドルトムントの敗因は何だったのか。【現地発】

 ブンデスリーガの優勝を争っている首位バイエルンと2位ドルトムント。先週末はニュルンベルク、そしてシャルケにそれぞれ敗れ、残り3試合で勝点は2ポイント差となっている。 現地4月7日に行われたバイ... 続きを読む

【三浦泰年の情熱地泰】少年サッカーの指導が思い出させてくれた純粋な気持ち

「子どもは良い!」 突然、何のことかと言えば、小学3年生から5年生を指導して思ったことだ。純粋で素直な子どもは育ち伸びる。当たり前のことだが、大事なことだ。  僕が15年前に立ち上げた世田谷のチー... 続きを読む

ブンデスのCL出場枠は、残り1枠の争奪戦に。長谷部誠擁するフランクフルトを脅かすのは―――。【現地発】

 ブンデスリーガから、来季のチャンピオンズ・リーグ(CL)に出場することができるのはリーグで4位以上の4チームとなる。リーグ戦は4試合を残し、第30節終了時で首位のバイエルン(勝点70)、2位ド... 続きを読む

【セルジオ越後】“横綱”になれないレッズ、混迷するヴィッセル…Jリーグの質の低下が心配だ

 今年のJリーグも8試合を終えたけれど、開幕前の下馬評とはまったく違う展開になっている。アントラーズ、レッズ、フロンターレなどが出遅れているのは、特に予想外だろう。  ようやくエンジンがかかってき... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】「いいプレー」とは「試合を支配する」ことなのか? 勝利を目的とするならば必ずしも…

「いいプレー」 サッカーでは、その表現が当たり前のように使われる。しかし、いいプレーとは何だろうか? その目的だけは、はっきりしている。試合に勝つためにあるものだ。ただ、手段と目的は必ずしも合致... 続きを読む

【セルジオ越後】平成の日本サッカーには大きな欠陥があったのではないか

 年号が変わる前に平成の出来事を振り返ると、日本サッカーは良かったと言い切れないね。 歴史を遡る上でまず触れておきたいのは、Jリーグ発足の功労者だ。前身の日本サッカーリーグからプロ化へ尽力した中... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】早熟型よりも晩成型が多い日本人選手。世界的な「ブレイク候補」の筆頭格は堂安と冨安だ

先日、『サッカーダイジェスト』誌が特集した「ブレイク候補ランキング」のアンケートに答えた。「1997年以降生まれの日本人選手限定」 それだけが選考の条件だった。なので、筆頭には堂安律(フローニン... 続きを読む

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