2017年07月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】宮市へのエール――度重なる怪我にも屈しなかった先達に続け!
6月28日、ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリは、所属する元日本代表FWの宮市亮が右膝前十字靱帯断裂で戦線離脱したことを発表した。 宮市は、2015年7月に左膝前十字靱帯断裂という全治約9か... 続きを読む
2017年07月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】宮市へのエール――度重なる怪我にも屈しなかった先達に続け!
6月28日、ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリは、所属する元日本代表FWの宮市亮が右膝前十字靱帯断裂で戦線離脱したことを発表した。 宮市は、2015年7月に左膝前十字靱帯断裂という全治約9か... 続きを読む
2017年06月29日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】クライフしかり、ジダンしかり――勝てる監督が有する言葉のマジック
<大声を出して選手の闘争心を煽る> それは監督が日常的に行なう、仕事の一端と言えるかもしれない。 強く戦う気持ちを伝える。まるで、脳内の闘争心を選手たちに移植するように――。 それはリーダーとし... 続きを読む
2017年06月25日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】日本代表の命運を握る課題――長谷部の代わりを見つけ出せ!
ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦。「ハリルJAPAN」は、戦術メカニズムが明らかなノッキングを起こしていた。 プレーが機能していたのは序盤のみ。それ以後、プレッシングは全くはま... 続きを読む
2017年06月11日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】司令塔不在の危機にある今、日本代表は新たな強みを発見できるか!?
本誌「サッカーダイジェスト」で、「日本代表の攻撃ベストユニットは?」という質問に答えるかたちでの記事を書いた。「CFは岡崎慎司、左FWは原口元気、右FWは久保裕也、トップ下は香川真司」 それが... 続きを読む
2017年06月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】若い才能を開花させるには、教えるのではなく、気付かせること
U-20ワールドカップ、日本はラウンド16でベネズエラに延長戦の末に0-1で敗れ去ったが、試合を重ねるごとに、チームは逞しさを増していった。 立ち上がりに失点が多い点など、流れを失うと取り戻せ... 続きを読む
2017年05月30日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】強国に比肩する技術を持つ日本がU-20W杯で勝ち続けるには!?
U-20ワールドカップのグループステージ、日本は上々の滑り出しだった。初戦で南アフリカを2-1と逆転で下し、一気に評価を高めたからだ。 「世界に通用する!」 特に途中出場の久保建英を絶賛する風潮... 続きを読む
2017年05月24日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】U-20W杯は原石の見本市だが、将来を保証する舞台ではない
U-20ワールドカップが開幕。日本は21日、南アフリカを2-1と逆転で下し、白星スタートを切った。 この試合、日本は前線の選手の個性が際立った。 小川航基はゴールを奪うためのポジショニングをし... 続きを読む
2017年05月17日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】U-20W杯開幕を前に思う。何をもって“若手”とするか――
5月20日、韓国でU-20ワールドカップが幕を開ける。次世代を担うルーキーたちが、鎬(しのぎ)を削る大会だ。日本はグループステージでD組に入り、南アフリカ、ウルグアイ、イタリアと決勝トーナメン... 続きを読む
2017年05月13日
久保建英はメッシとまるで違う。世界に通用しうる一番の武器は?
編集部から、依頼があった。 「バルセロナでメッシをデビュー戦から取材していた視点で、久保と比較した原稿を書いてくれませんか?」 最初にはっきりと言うが、久保建英(15歳/FC東京)はリオネル・メ... 続きを読む
2017年05月11日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 寡黙なジダンがなぜ、タレント集団を操れるのかを考えてみよう
「今日の試合は集中していくぞ! 絶対に負けられない試合だ!!」 多くの監督が、選手たちに向かってこう言う。それは常套句だろう。集中するのは当然のことだし、負けていい試合などない。しかしこれは掛け... 続きを読む
2017年05月05日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ネガティブをポジティブへ――A・マドリーの成功例に学べ!
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、世界の名将のひとりに数えられるのはどうしてか? それは、シメオネがアトレティコというチームを変革させたからだろう。生まれ変わらせた――そう言っ... 続きを読む
2017年04月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】監督は戦術のディテールを授け、選手はそれを臨機応変に活用せよ
「もっと前からプレスをかけるべきだった」 Jリーグの試合後の監督記者会見ではしばしば、そんな反省の弁を聞くことがある。 試合のプランとして、選手たちには「前からの激しいプレス」を言い渡していたと... 続きを読む
2017年04月21日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ポゼッションで勝ちたいなら、時にポゼッションを放棄せよ!
<ポゼッション型のチームが、試合立ち上がりから強烈なプレッシングを受け、どうにも挽回できない> それは、しばしば見られる展開のひとつである。 ビルドアップで必死に繋ごうとするものの、バックライン... 続きを読む
2017年04月12日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「急がば回れ」も一理あり! 一筋縄ではいかないクラブ経営
フットボールのクラブ経営――。 一口に言うが、それは一筋縄ではいかない。うまくいかないことのほうが多いだろう。 もっとも、戦略(=準備)次第で必ず打開策はある。 例えば、どうやって胸スポンサー... 続きを読む
2017年04月06日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】着実に進化中のハリルジャパンに必要なのは“幅”と“柔軟性”
3月28日に行なわれたロシア・ワールドカップ・アジア最終予選、日本はタイを4-0で下し、得失点差でグループリーグ首位に浮上。本大会出場の道が、ようやく拓けてきた。 しかし、直近のUAE戦(23... 続きを読む