「パンデミックが始まった場所でプレーすることで…」
元ガンバ大阪で現在は中国2部の武漢三鎮でプレーするブラジル人FWアデミウソンが、中国の現状や日本との違いなどを語った。母国メディア『uol』が6月26日付けで伝えた。
アデミウソンは、名門サンパウロから2015年に横浜F・マリノスに加入。翌年からはガンバ大阪に移り、攻撃を牽引していたが、20年の10月に事件酒気帯び運転で人身事故を起こし、12月に契約解除を言い渡されていた。
アデミウソンは、名門サンパウロから2015年に横浜F・マリノスに加入。翌年からはガンバ大阪に移り、攻撃を牽引していたが、20年の10月に事件酒気帯び運転で人身事故を起こし、12月に契約解除を言い渡されていた。
そして今年2月、27歳の点取り屋が再起の地として選んだのが武漢だった。新型コロナウイルスの発症が最初に確認された地とあって、契約前は「怖さもあった」というが、街は徐々に日常を取り戻し、サッカーの試合でも観客を呼べるまでになっているようだ。アデミウソンは決断の裏側をこう明かしている。
「武漢と契約する前は正直なところ、『中国だから怖い』と思っていたが、クラブのメンバーが状況がよくコントロールされていると教えてくれたので、だいぶ落ち着いた。中国は僕をとてもよく受け入れてくれた。
現在、ショップ、レストラン、クラブ、バーなどは通常通り営業している。そのなかで強制ではないにもかかわらず、僕たちはマスクを着用し続け、常に体温をチェックし、コロナテストも必ず行なう。パンデミックが始まった場所でプレーすることで、希望をもたらし、世界の状況がいつかは改善されると示すことができるんだ」
「武漢と契約する前は正直なところ、『中国だから怖い』と思っていたが、クラブのメンバーが状況がよくコントロールされていると教えてくれたので、だいぶ落ち着いた。中国は僕をとてもよく受け入れてくれた。
現在、ショップ、レストラン、クラブ、バーなどは通常通り営業している。そのなかで強制ではないにもかかわらず、僕たちはマスクを着用し続け、常に体温をチェックし、コロナテストも必ず行なう。パンデミックが始まった場所でプレーすることで、希望をもたらし、世界の状況がいつかは改善されると示すことができるんだ」