最後に、出場選手の中学時代の出身チームにもスポットを当ててみたい。
 
　今大会で最も多くの選手を輩出したのが、岩手のレノヴェンス・オガサFCでほとんどの選手が盛岡商に所属。このチームは、その名のごとく地元の英雄である小笠原満男（鹿島）が総合アドバイザーとなり、彼のような選手が出てきてほしいという願いがチーム名に込められている。
 
　以下、ランキングにはJクラブユースや街クラブの名前が目立つ。中学勢は、日章学園や青森山田、帝京大可児など中高一貫の付属中がほとんど。公立では田口泰士（名古屋）や我那覇和樹（讃岐）などを輩出した小禄中が10位に入った。
 
出身チーム別出場選手数ランキング
１位：レノヴェンス・オガザFC（岩手）……12人
２位：日章学園中（宮崎）……11人
３位：長野パルセイロU-15（長野）……10人
４位：長岡JrユースFC（新潟）……９人
５位：青森山田中（青森）……８人
５位：図南SC前橋（群馬）……８人
５位：帝京大可児高中（岐阜）……８人
５位：サンフレッチェ広島Jｒユース（広島）……８人
５位：宇佐トリニータU-15（大分）……８人
10位：慶應義塾中等部（神奈川）……７人
10位：シーガル広島（広島）……７人
10位：小禄中（沖縄）……７人
13位：アンフィニMAKI FC（北海道）……６人
13位：ブラウブリッツ秋田U-15（秋田）……６人
13位：モンテディオ山形Jrユース村山（山形）……６人
13位：ガンバ大阪Jrユース（大阪）……６人
13位：名古屋グランパスU15（愛知）……６人
13位：MIOびわこ滋賀（滋賀）……６人
13位：千里丘FC（大阪）……６人
13位：神戸FC（兵庫）……６人
13位：ヴォルティス徳島Jrユース（徳島）……６人
22位：GRANDE FC（埼玉）……５人
22位：星稜中（石川）……５人
22位：静岡学園中（静岡）……５人
22位：ソシエタ伊勢（三重）……５人
22位：STFC（東京）……５人