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【15年J1リーグ】「スコアランキング(ゴール+アシスト)Top 50」&「チーム貢献度ランキングTop 50」。大久保や宇佐美の“貢献度”を上回ったのは、鳥栖と山形のふたり

カテゴリ:Jリーグ

2016年01月02日

「チーム貢献度ランキング」25位~1位|貢献度“40%台”は3人、“50%越え”はふたりのみ。

3位:宇佐美貴史(G大阪/FW) 写真:サッカーダイジェスト写真部

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 22位タイの川又堅碁(名古屋)、遠藤保仁(G大阪)、高山薫(湘南)は、それぞれ貢献度は「25%」とチーム総得点の4分の1に関与した。一方、FC東京からマインツに移籍した武藤嘉紀は、10ゴール・2アシストで貢献度「26.7%」。第1ステージのみのプレーながら、“ウノゼロ”(1-0)を目指したチームの総得点が少なく、必然的に占める割合も多くなった形だ。
 
 阿部拓馬(甲府)の5ゴール・3アシストは、決して目立つ数字ではないが、貢献度は13位の「30.8%」と高い。今オフに複数のクラブが触手を伸ばしたのも頷ける存在感だったと言えるだろう。方や得点ランキング2位のドウグラス(広島)だが、貢献度は11位の「32.9%」に止まった。
 
 貢献度“40%台”は3人のみ。5位は降格の憂き目に遭った大前元紀(清水)。11ゴールとひとり気を吐き、攻撃を牽引した。4位は3年連続得点王に輝いた大久保嘉人(川崎)だ。J1リーグで最も多くゴールに関与し(※スコアランキングを参照)、貢献度も43.5%を叩き出した。
 
 三傑のひとりは宇佐美貴史(G大阪)。第2ステージに入ってから得点ペースが落ちたものの、一方でアシスト数は増加しており、その存在感はやはり群を抜いていた(第1ステージ=13ゴール・1アシスト/第2ステージ=6ゴール・6アシスト)。
 
 驚異の“50%越え”を果たしたのはふたりだ。2位のディエゴ(山形)は10ゴール・2アシストと前線の軸として稼働し、チーム総得点の半分に貢献。もっともチームは最下位に沈んでおり、別の側面から見れば“ディエゴ依存症”とも言えるものだった。
 
 栄えある1位は豊田陽平(鳥栖)。怪我やシステム変更の影響で終盤はベンチの試合も多かったが、8月には三浦知良以来の4年連続15ゴールをマークしており、ひとりでチーム総得点の半分以上に絡んだ。個人としては不完全燃焼のシーズンにおいて、これだけ貢献したのは驚嘆に値する。
 
 
■:貢献度=24.6% 武藤雄樹(浦和/FW
【17<13ゴール・4アシスト>/チーム総得点:69】
 
■22位タイ:貢献度=25.0% 川又堅碁(名古屋/FW
【11<9ゴール・2アシスト>/チーム総得点:44】
 
■22位タイ:貢献度=25.0% 遠藤保仁(G大阪/MF
【14<5ゴール・9アシスト>/チーム総得点:56】
 
■22位タイ:貢献度=25.0% 高山 薫(湘南/FW
【10<7ゴール・3アシスト>/チーム総得点:40】
 
■21位:貢献度=26.3% 柴崎 岳(鹿島/MF
【15<5ゴール・10アシスト>/チーム総得点:57】
 
■19位タイ:貢献度=26.7% 前田遼一(FC東京/FW
【12<9ゴール・3アシスト>/チーム総得点:45】
 
■19位タイ:貢献度=26.7% 武藤嘉紀(FC東京/FW
【12<10ゴール・2アシスト>/チーム総得点:45】
 
■16位タイ:貢献度=27.0% ピーター・ウタカ(清水/FW
【10<9ゴール・1アシスト>/チーム総得点:37】
 
■16位タイ:貢献度=27.0% 藤田直之(鳥栖/MF
【10<0ゴール・10アシスト>/チーム総得点:37】
 
■16位:貢献度=27.0% 水沼宏太(鳥栖/MF
【10<7ゴール・3アシスト>/チーム総得点:37】
 
■15位:貢献度=28.6% パトリック(G大阪/FW
【16<12ゴール・4アシスト>/チーム総得点:56】
 
■14位:貢献度=29.5% 渡邉千真(神戸/FW
【13<10ゴール・3アシスト>/チーム総得点:44】
 
■13位:貢献度=30.8% 阿部拓馬(甲府/FW
【8<5ゴール・3アシスト>/チーム総得点:26】
 
■12位:貢献度=32.6% 工藤壮人(柏/FW
【15<10ゴール・5アシスト>/チーム総得点:46】
 
■11位:貢献度=32.9% ドウグラス(広島/FW
【24<21ゴール・3アシスト>/チーム総得点:73】
 
■10位:貢献度=33.3% オビナ(松本/FW
【10<6ゴール・4アシスト>/チーム総得点:30】
 
■9位:貢献度=34.6% バレー(甲府/FW
【9<8ゴール・1アシスト>/チーム総得点:26】
 
■8位:貢献度=34.8% クリスティアーノ(柏/FW
【16<14ゴール・2アシスト>/チーム総得点:46】
 
■7位:貢献度=35.6% 太田宏介(FC東京/DF
【16<3ゴール・13アシスト>/チーム総得点:45】
 
■6位:貢献度=38.6% 永井謙佑(名古屋/FW
【17<10ゴール・7アシスト>/チーム総得点:44】
 
■5位:貢献度=43.2% 大前元紀(清水/FW
【16<11ゴール・5アシスト>/チーム総得点:37】
 
■4位:貢献度=43.5% 大久保嘉人(川崎/FW
【27<23ゴール・4アシスト>/チーム総得点:62】
 
■3位:貢献度=46.4% 宇佐美貴史(G大阪/FW
【26<19ゴール・7アシスト>/チーム総得点:56】
 
■2位:貢献度=50.0% ディエゴ(山形/MF
【12<10ゴール・2アシスト>/チーム総得点:24】
 
■1位:貢献度=51.4% 豊田陽平(鳥栖/FW
【19<16ゴール・3アシスト>/チーム総得点:37】
 
 
構成:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 

2位:ディエゴ(山形/MF) 写真:田中研治

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1位:豊田陽平(鳥栖/FW) 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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