【J1採点&寸評】川崎 2-0 横浜|川崎の崩しは見事。MOMは2ゴールの頼れる男で決まり

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2021年02月27日

横浜――オナイウはポスト直撃のシュート

オナイウは特に後半に川崎ゴールに迫る。しかし、結果は残せなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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FW
23 仲川輝人 4.5
攻撃の中心として、また能力は誰もが認めるレベルにあるだけに寂しい出来。自身が活きるスペースをなかなか見い出せず、ドリブルも止められがちだった。前半のチャンスはオフサイド。チーム最多の3本のシュートも打ったが……。誰もが奮起に期待しているはず。

45 オナイウ阿道 5.5
前半は孤立。それでもアディショナルタイムに惜しいヘッドを放つと、後半はポスト直撃のシュートも。徐々に調子を上げた。
 
35 樺山諒乃介 5.5HT OUT
ドリブルのキレ、勝負度胸は素晴らしい。高卒ルーキーながら開幕戦で先発を掴んだだけのことはあり、ハーフタイムで交代となったが、もっと見ていたかった選手だった。
 
交代出場
FW
38 前田大然 5.5HT IN
自慢のスピードでチェイシングを繰り返し、後半の反撃にひと役買った。ただストライカーとしてシュート0本は寂しい。

MF
18 水沼宏太 5.5HT IN
前田とともに後半頭から投入される。右サイドからチャンスを覗ったが、ゴールを導き出すことはできず。

DF
27 松原 健 6(73IN
ボールに触れられる回数は限られたものの、フィードで前田のスピードを活かし、オーバーラップから攻撃に絡む。少ない時間で持ち味を見せた点は評価したい。

DF
16 高野 遼 ―(73IN
ティーラトンに代わり左SBへ。同時投入の松原に比べ、なかなかボールが回ってこなかった。

MF
26 渡辺皓太 ―88IN
試合終了間際にピッチへ。状況を打開する糸口を探したが、時間が足りなかった。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5
「自分たちのサッカーができなかった」と敗戦の弁。特に前半の出来を「メンタリティ的にやってはいけないことだった」と振り返ったが、チームを上手く導けなかったのは残念。取り組むサッカーは興味深いだけに、今後の発展に注目したい。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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