【J1採点&寸評】川崎 2-0 横浜|川崎の崩しは見事。MOMは2ゴールの頼れる男で決まり

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2021年02月27日

横浜――可変システムで臨むも

横浜は守備時は4-3-3、攻撃時は3-4-3となる変則的な形。
【警告】川崎=なし 横浜=天野(53分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】家長昭博(川崎)

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【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
守備時は4-3-3、攻撃時は3-4-3になるような可変システムは発展途上。面白いチャレンジだが、4-2-4のような攻撃的な布陣に切り替えた後半に挽回した。前線の助っ人陣が加わった時に真価発揮なるか。

【横浜|採点・寸評】
GK
31
 オビ・パウエル・オビンナ 5.5
2失点はともに相手のシュートを褒めるべきで、それ以外で決定機を防ぐセーブもあった。一方でフィードを活かそうとの意識は感じられたが、ボールカットされそうになる場面も。

DF
24 岩田智輝 5(73OUT
マッチアプした三笘に翻弄される場面があり、新天地でのデビューはほろ苦いものに。果敢な持ち上がりなど、らしさを発揮することもできなかった。もっとも周囲との連係はこれから向上するはずで次戦以降に期待したい。

13 チアゴ・マルチンス 5
強さと速さを兼備した本来のプレーを表現できたとは言えず。周囲のカバーの問題もあるが、サイドに引っ張り出され、川崎攻撃陣に上手くスペースを与えてしまうシーンも。


 
4 畠中槙之輔 5.5
身体を張った守備と読みの良さで相手のシュートをブロック。試合序盤や後半は奮闘したが、2失点目の場面では家長に前に入られてしまった。パスミスも。

5 ティーラトン 5(73OUT
偽のSBとしてポゼッション時はボランチの位置へ移動し、ボールを受けた。だが、効果的なプレーは少なく、ミスからカウンターを許すシーンも。

MF
6 扇原貴宏 5(HT OUT
和田らと協力してバランスを取りたかったが、川崎の流動的な攻撃に四苦八苦。バイタルエリアや最終ラインに近いエリアを走り回ったが、前半のみで交代に。

14 天野 純 5
1失点目のシーンではカバーが間に合わず。戦う姿勢は示したが、司令塔としてもう少しパスを回したかった。

33 和田拓也 5(88OUT
前半は川崎の攻撃を食い止め切れず。一方で後半はボランチの位置からより前に出てシュートを狙った。


 
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