「横浜はタレントが揃った素晴らしい相手」
――さてリーグ開幕は2月26日(金)、ホーム・等々力での横浜戦となりました。横浜の印象はいかがですか?
「現時点で映像などはありませんし、言ってしまえばぶっつけ本番のようなところがあります。(最終ラインが)3枚、4枚など噂は聞きますが、正直、それくらいしか分からない状況です。でも力のある選手はやはり多いですよね。昨年も2度戦い、勝つことはできましたが、どっちに転んでもおかしくない内容でした。個の力は非常に強く感じました。そこに打ち勝つには相当なハードワークが必要になります。それにやっぱりホームですからね。勝利にこだわりたいです」
――警戒すべき選手はいますか?
「ほとんどが警戒すべき選手なので、ひとりを挙げるのは難しいですよね。横浜さんもポジションがあってないようなサッカーをしてきますしね。誰が出るか分からないですし、うーん警戒すべき選手……誰だろう? たくさんいすぎて困りますね。ここは内緒ということにさせてください(笑)。ダメですか(笑)? でもそれだけタレントが揃った素晴らしい相手ということです」
――たくさんいすぎて答えられないということですね(笑)。情報という点では横浜の新助っ人の実力もベールに包まれていますし……。
「これまでもそうでしたが、その場、その場で臨機応変に対応することが大切です。ゲームはほとんどが予想通りにはいきませんからね。そうやって経験を積んで選手も成長してくれるはずです」
――ではこの試合のキーマン、ポイントはどこになるでしょうか?
「キーマンもひとり挙げるのは難しいですが、球際や切り替え、意識で変わる部分はやはり大事になると思います。それはシーズン通しても同じですよね。今年も連戦になりますし、ベースのところをしっかりできるか。ベースがあってこそ、様々なことができます。ハードワークを含めてやり続けられるかですね」
「現時点で映像などはありませんし、言ってしまえばぶっつけ本番のようなところがあります。(最終ラインが)3枚、4枚など噂は聞きますが、正直、それくらいしか分からない状況です。でも力のある選手はやはり多いですよね。昨年も2度戦い、勝つことはできましたが、どっちに転んでもおかしくない内容でした。個の力は非常に強く感じました。そこに打ち勝つには相当なハードワークが必要になります。それにやっぱりホームですからね。勝利にこだわりたいです」
――警戒すべき選手はいますか?
「ほとんどが警戒すべき選手なので、ひとりを挙げるのは難しいですよね。横浜さんもポジションがあってないようなサッカーをしてきますしね。誰が出るか分からないですし、うーん警戒すべき選手……誰だろう? たくさんいすぎて困りますね。ここは内緒ということにさせてください(笑)。ダメですか(笑)? でもそれだけタレントが揃った素晴らしい相手ということです」
――たくさんいすぎて答えられないということですね(笑)。情報という点では横浜の新助っ人の実力もベールに包まれていますし……。
「これまでもそうでしたが、その場、その場で臨機応変に対応することが大切です。ゲームはほとんどが予想通りにはいきませんからね。そうやって経験を積んで選手も成長してくれるはずです」
――ではこの試合のキーマン、ポイントはどこになるでしょうか?
「キーマンもひとり挙げるのは難しいですが、球際や切り替え、意識で変わる部分はやはり大事になると思います。それはシーズン通しても同じですよね。今年も連戦になりますし、ベースのところをしっかりできるか。ベースがあってこそ、様々なことができます。ハードワークを含めてやり続けられるかですね」
――ポルトガルへ移籍した守田英正選手が務めていたアンカーのポジションも今季は鍵になりそうです。(FUJI XEROX SUPER CUPでは新助っ人のジョアン・シミッチが先発)
「現状で可能性のある選手は何人かいますが、守田の代わりはいないと思っています。というのも、彼には彼の良さがあって、他の選手には他の良さがあります。守田は守備面ではひとり二役くらいの仕事をしてくれ、攻撃面でもシンプルに様々なことができるようになっていました。ただ、比較はせずにやりたいです。むしろ新たなエネルギーを与えてもらえると考えたいです。
それにアンカーを様々な選手がこなすことで、前線の組み合わせも変わる可能性があります。そういった面を含めて楽しみですね。固定しないことで新しいものが生まれるかもしれません。もちろん誰かを固定するのも手だと思いますが、シーズンが始まって柔軟に対応していきたいです。自分はいつもそうですが、始まってなにが起きるか、そこで対応していくということです」
――さて先日、Jリーグ開幕のキャッチコピーが「2021年のヒーローになれ」に決まりました。鬼木監督のなかで“ヒーロー候補”を挙げるとすれば誰でしょうか?
「それも難しい質問ですね(笑)。ただ、特定の人ではなく、チームとしてヒーローになりたいという想いはすごくあります。“チームがヒーロー”というと、少し違うのかもしれないですが、昨年も同じで、想像以上に新型コロナウイルスの影響が続くなかで、自分たちの役割のようなものを考えてきました。ヒーローではないかもしれませんが、フロンターレのサッカーを見てくれた人に元気になってもらいたい。それが自分たちの役割なのかなと。相手チームのサポーターの方でも『このチーム良いよね』と、そういう存在になって、日本サッカーを引っ張っていきたい。そして夢は大きいですが、今年はアジア(ACL)に挑戦しますし、世界に向けて発信できるチームになりたいです」
――アジア、そして世界にも川崎の良さを発信したい。チーム始動の時にも話されていましたね。
「それはずっと考えていたことで、今の世のなかで、自分たちが元気を少しでも届けられるのであれば、届けたい。使命感に似た想いがあります。このタイミングでこういった成績を残せているのもなにかの縁なのかもしれません。やはり自分たちがやらなくちゃいけないと。自分たちのためだけではない志が、逆に自分たちのパワーになります。そういうものを感じながらやっていきたいです」
――では最後に新シーズンの目標をお願いします。
「以前から話させてもらっていますが、リーグの連覇、そしてACL制覇。簡単なことではないと分かっています。ACLでは良い結果を残せていません。でも、目指さないと、絶対に得らません。だからこそ、もっともっとACLにもこだわって、リーグ戦、カップ戦を含めて一戦必勝で臨んでいきたいです」
「現状で可能性のある選手は何人かいますが、守田の代わりはいないと思っています。というのも、彼には彼の良さがあって、他の選手には他の良さがあります。守田は守備面ではひとり二役くらいの仕事をしてくれ、攻撃面でもシンプルに様々なことができるようになっていました。ただ、比較はせずにやりたいです。むしろ新たなエネルギーを与えてもらえると考えたいです。
それにアンカーを様々な選手がこなすことで、前線の組み合わせも変わる可能性があります。そういった面を含めて楽しみですね。固定しないことで新しいものが生まれるかもしれません。もちろん誰かを固定するのも手だと思いますが、シーズンが始まって柔軟に対応していきたいです。自分はいつもそうですが、始まってなにが起きるか、そこで対応していくということです」
――さて先日、Jリーグ開幕のキャッチコピーが「2021年のヒーローになれ」に決まりました。鬼木監督のなかで“ヒーロー候補”を挙げるとすれば誰でしょうか?
「それも難しい質問ですね(笑)。ただ、特定の人ではなく、チームとしてヒーローになりたいという想いはすごくあります。“チームがヒーロー”というと、少し違うのかもしれないですが、昨年も同じで、想像以上に新型コロナウイルスの影響が続くなかで、自分たちの役割のようなものを考えてきました。ヒーローではないかもしれませんが、フロンターレのサッカーを見てくれた人に元気になってもらいたい。それが自分たちの役割なのかなと。相手チームのサポーターの方でも『このチーム良いよね』と、そういう存在になって、日本サッカーを引っ張っていきたい。そして夢は大きいですが、今年はアジア(ACL)に挑戦しますし、世界に向けて発信できるチームになりたいです」
――アジア、そして世界にも川崎の良さを発信したい。チーム始動の時にも話されていましたね。
「それはずっと考えていたことで、今の世のなかで、自分たちが元気を少しでも届けられるのであれば、届けたい。使命感に似た想いがあります。このタイミングでこういった成績を残せているのもなにかの縁なのかもしれません。やはり自分たちがやらなくちゃいけないと。自分たちのためだけではない志が、逆に自分たちのパワーになります。そういうものを感じながらやっていきたいです」
――では最後に新シーズンの目標をお願いします。
「以前から話させてもらっていますが、リーグの連覇、そしてACL制覇。簡単なことではないと分かっています。ACLでは良い結果を残せていません。でも、目指さないと、絶対に得らません。だからこそ、もっともっとACLにもこだわって、リーグ戦、カップ戦を含めて一戦必勝で臨んでいきたいです」