【金J特集】リーグ開幕直前、鬼木達監督インタビュー。王者はどう進化するのか

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2021年02月24日

「責任感が強い選手が増えるほどチームのパワーは高まる」

2年連続で主将を務める谷口。彼を中心に今季も魅惑的なサッカーを目指す。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

――昨季限りで中村憲剛選手が引退しました。チームは新たなフェーズに入っていますが、なにか変化を加えようとしていますか? 例えばキャプテンは谷口彰悟選手のままですが、副キャプテンは昨季の大島僚太選手、守田英正選手(ポルトガルへ移籍)から登里享平選手、レアンドロ・ダミアン選手、脇坂泰斗選手に変更しました。

「(小林)悠から彰悟へキャプテンマークを託した時(2020年)もそうですが、役割につかずとも、責任感を持ち続けてもらい、いろんな選手を育てたいという考えがあります。責任感が強い選手が増えるほどチームのパワーは高まりますし、安定しますからね。3人それぞれへの期待の仕方は異なります。一方で僚太に関しては、ふたりでも話しましたが、役割がなくとも新しい形でチームに貢献したいと言ってくれているので心強いです」
 
――中村選手が抜けたなかで、ムードメーカーの登里選手に副キャプテンを任せたのも、意図がありそうです。

「彼はこのクラブの良い時も悪い時も知っています。それにゲームのなかで喋れますし、いろんなことを伝えられるようになっています。年齢的にいったら役割を与えなくてもやってくれるに違いありません。ただより言葉の力が増すという表現が相応しいか分かりませんが、そうなってもらいたい。どんどん発信してもらい、ムードメーカーとしてもチームを活気づけてほしいです。昨年は最後に怪我をしてしまいましたが、ほぼフルシーズンを戦えたことも自信にもなったはずです。そういうプレー面も含めて任せました」
 
【関連記事】
【ゼロックス杯 採点&寸評】川崎 3-2 G大阪|2ゴールの三笘を超えるインパクトを残したのは…G大阪は後半に奮闘
「お兄ちゃん。さすがです」劇的弾の小林悠にポルトガルへ渡った“川崎の弟”が賛辞! クラブOBは得点シーンを分析
【川崎】ゼロックス杯で見えた王者の現在地。新シーズンもJを席巻する可能性はあるか
「彰悟さんとれおには…」脳震盪の疑いで途中交代、川崎のMF塚川孝輝が異変を察知した同僚に感謝
「僕のチームはチャンピオンです。だって…」川崎に敗戦もパトリックは堂々“勝者宣言”!その理由とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ