湘南の遠藤はDFながら今季2得点・1アシストの活躍。
DF
渡部博文(仙台/27歳)
開幕から調子が良く、とりわけ2節の古巣・柏との一戦ではハイパフォーマンスを見せ、自陣ゴール前で圧倒的な存在感を放った。強靭なフィジカルと定評のある空中戦はもとより、鋭い読みと激しい寄せで地上戦でも相手FWにまったく仕事をさせなかった姿は瞠目に値する。
対人プレーの強さに限定すれば日本屈指と言っても過言ではなく、層が薄い現在の代表CB陣に割って入れる存在だろう。
DF
宇賀神友弥(浦和/26歳)
ハードワークが武器の湘南相手に「走力」で圧倒し、1得点・1アシストなど全3ゴールに絡む活躍を見せた。両足から繰り出す強烈なキック(右利きだが、本人は「左足のほうが強いボールを蹴れる」と言う)、流経大仕込みの馬力と粘り強さ、そして献身性などを兼ね備える。
環境に適応して成長していける対応力の高さも魅力で、A代表のタレントに揉まれれば、もっと伸びていけるはずだ。
DF
車屋紳太郎(川崎/22歳)
左足を駆使したしなやかなボールタッチに加え、後方から組み立てるビルドアップ力も光るものがある。1対1の守備はそつがなく、フィジカルとスピードも水準以上。攻守の総合力に長けた希少性の高いレフティだ。
川崎では左SBと左ウイングバックをこなしているが、CBにも対応可能。戦術理解度が高いだけに、新体制の代表にも短期間で溶け込めるはず。現在22歳と伸びしろもある注目のルーキーだ。
DF
遠藤 航(湘南/22歳)
ストッパーながら湘南がこれまで奪った全3ゴールに絡む(2得点・1アシスト)。開幕の浦和戦では、チームファーストゴールをPKで奪取。鹿島戦でもペナルティエリア内で小笠原に倒されて得たPKを自ら冷静に沈めて先制し、さらに精度の高いクロスでアリソンの決勝弾をアシストした。
守備能力は申し分なく、前を向いた時のスピードを活かしたインターセプトや1対1など駆け引きの上手さは、この世代のなかで突出する。J2では圧倒していた高さでもJ1の外国人選手に伍することができるか、そしてさらにゴールに絡んでいけるかが今季のテーマだ。
DF
岩波拓也(神戸/20歳)
2節の川崎戦では相手エースの大久保の突破を食い止めるなど、昨季まで軽さを見せていた1対1の対応に成長の跡が窺える。今季は「自分がチームを引っ張らなくてはいけない」と常々語っており、その自覚がプレーの安定感につながっているようだ。
3月11日にU-22日本代表として戦ったミャンマー戦では、CKから打点の高いヘディングでゴールを奪うなど、空中戦の強さも見せつけた。今年21歳とまだまだ伸び盛りだけに、今後の日本を背負う存在としてA代表へ推したい。
渡部博文(仙台/27歳)
開幕から調子が良く、とりわけ2節の古巣・柏との一戦ではハイパフォーマンスを見せ、自陣ゴール前で圧倒的な存在感を放った。強靭なフィジカルと定評のある空中戦はもとより、鋭い読みと激しい寄せで地上戦でも相手FWにまったく仕事をさせなかった姿は瞠目に値する。
対人プレーの強さに限定すれば日本屈指と言っても過言ではなく、層が薄い現在の代表CB陣に割って入れる存在だろう。
DF
宇賀神友弥(浦和/26歳)
ハードワークが武器の湘南相手に「走力」で圧倒し、1得点・1アシストなど全3ゴールに絡む活躍を見せた。両足から繰り出す強烈なキック(右利きだが、本人は「左足のほうが強いボールを蹴れる」と言う)、流経大仕込みの馬力と粘り強さ、そして献身性などを兼ね備える。
環境に適応して成長していける対応力の高さも魅力で、A代表のタレントに揉まれれば、もっと伸びていけるはずだ。
DF
車屋紳太郎(川崎/22歳)
左足を駆使したしなやかなボールタッチに加え、後方から組み立てるビルドアップ力も光るものがある。1対1の守備はそつがなく、フィジカルとスピードも水準以上。攻守の総合力に長けた希少性の高いレフティだ。
川崎では左SBと左ウイングバックをこなしているが、CBにも対応可能。戦術理解度が高いだけに、新体制の代表にも短期間で溶け込めるはず。現在22歳と伸びしろもある注目のルーキーだ。
DF
遠藤 航(湘南/22歳)
ストッパーながら湘南がこれまで奪った全3ゴールに絡む(2得点・1アシスト)。開幕の浦和戦では、チームファーストゴールをPKで奪取。鹿島戦でもペナルティエリア内で小笠原に倒されて得たPKを自ら冷静に沈めて先制し、さらに精度の高いクロスでアリソンの決勝弾をアシストした。
守備能力は申し分なく、前を向いた時のスピードを活かしたインターセプトや1対1など駆け引きの上手さは、この世代のなかで突出する。J2では圧倒していた高さでもJ1の外国人選手に伍することができるか、そしてさらにゴールに絡んでいけるかが今季のテーマだ。
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岩波拓也(神戸/20歳)
2節の川崎戦では相手エースの大久保の突破を食い止めるなど、昨季まで軽さを見せていた1対1の対応に成長の跡が窺える。今季は「自分がチームを引っ張らなくてはいけない」と常々語っており、その自覚がプレーの安定感につながっているようだ。
3月11日にU-22日本代表として戦ったミャンマー戦では、CKから打点の高いヘディングでゴールを奪うなど、空中戦の強さも見せつけた。今年21歳とまだまだ伸び盛りだけに、今後の日本を背負う存在としてA代表へ推したい。