『サッカーダイジェスト』が推す“いま日本代表で見たい”Jリーガー

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年03月18日

鹿島は公式戦4連敗も、金崎のパフォーマンスは常にハイレベル。

2節の湘南戦でJ復帰後初ゴールをマーク。チームは低調だが、金崎のパフォーマンスは高いレベルで安定している。(C) SOCCER DIGEST

画像を見る

FW
村田和哉(清水/26歳)
 
 縦へのスピードは、Jリーグ屈指のものがある。昨季は主にジョーカーとして途中出場が多かったが、今季はスタメンを獲得。懸念された90分通したスタミナも問題なく、開幕戦では2アシストを記録した。
 
 確かに、技術・戦術レベルは代表クラスには届いていないかもしれない。それでも、一芸に秀でたスピードスターは黙々と努力を重ね、成長を続けている。昨季の清水を“救った”勝負強さも独特の魅力であり、まずはジョーカーとして、日本代表を取り巻く停滞感を打ち破ってほしい。
 
FW
永井謙佑(名古屋/26歳)
 
 今季は開幕から2試合でいまだゴールはないものの、観る者の目を奪う爆発的なスピードはやはり魅力的。それに加え、昨季はフィニッシャーとしての勝負強さも発揮しキャリアハイの12得点を記録した。
 
 2012年のロンドン五輪では1トップ、名古屋では2列目のサイドで機能することは実証済み。多様なシステムを使い分けるハリルホジッチ体制下で、使い勝手の良い戦力になる可能性は十分ある。
 
FW
宇佐美貴史(G大阪/22歳)
 
 開幕戦で1ゴール(PK)も、2節の鳥栖戦では消える時間が長く続き、シュートも不発に終わった。オフにウェイトコントロールを行ない、理想的な状態でキャンプインし、自身はコンディションの良さを口にするも、まだプレーに反映されていない感も強く残る。
 
 しかし、高いポテンシャルは誰もが認めるところ。アギーレ体制ではついに代表入りは叶わなかったが、より高いレベルでどのようなプレーを見せるのか。やはり注目度は高い。
 
MF
金崎夢生(鹿島/26歳)
 
 リーグ開幕戦の清水戦に先発し、続く2節・湘南戦ではJ復帰後初ゴール。馬力のあるドリブル突破に加え、ゴールへの意欲も旺盛で、チャンスメイクとゴールハントを一手にこなしている。
 
 チームが公式戦4連敗と下降線を辿っているなかでもパフォーマンスレベルを保っており、試合展開に左右されない力強さも感じさせるアタッカーは、“いま”代表に呼ばれても決しておかしくない人材だ。
 
MF
関根貴大(浦和/19歳)
 
 試合の流れを一変させる浦和のジョーカー。彼がピッチに立つと、必ず試合が動く。今季は課題だった守備でもアグレッシブさを前面に押し出し、一戦ごとに成長しているのも特筆すべき点(小さな身体で大きな相手に果敢に立ち向かう姿勢に、浦和サポーターから熱い拍手が送られる)。
 
 ただ今季はまだゴール前でインパクトのある仕事ができておらず、早い段階で、目に見える結果を残したいところ。昨季のルーキー時代から貫くそのチャレンジャー精神が、代表でも“なにか”をもたらすはずだ。
【関連記事】
【独占インタビュー】ハリルホジッチ新監督を旧知の記者が直撃!「本田、香川とは直接話をするつもりだ」
【フランス人記者の見解】ハリルホジッチの人柄と手腕
【識者コラム】プライドを示した自己紹介に、誰もが行き着くスタイルを示唆…。新監督会見から読み取れたもの
「効果的な選手」の言葉から見える勝負勘――旧ユーゴ出身のハリルホジッチだからこそ、バラ色の日々を期待したい
【就任会見全文】ハリルホジッチ新監督が代表の自信回復へ「話し合うことが重要」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ