日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の来日記者会見が3月13日、東京都内で開かれた。大仁邦彌会長、霜田正浩技術委員長の挨拶に次いで行なわれたハリルホジッチ監督の就任挨拶と記者との一問一答は以下のとおり。
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◇就任挨拶
「コンニチハ。日本に来られて嬉しく思っています。日本では、フットボール人気が高いと聞いています。この2週間ですが、私に日本協会がコンタクトしてきました。他にもオファーがあり、いろんな話し合いをしてきました。
大仁会長をはじめ、日本協会の皆さんから本当に有難い言葉をいただき、ここに来ようと決心しました。みなさんと日本代表でなにかを成し遂げようと思っています。大きな責任があることは分かっています。改めて、大仁会長、霜田技術委員長をはじめ、ここに呼んでくれた方々に感謝したいです。
なぜ日本協会を選んだかというと、私のメンタリティを彼らが持っていると思ったからです。同じような気持ちで働くことができますし、厳しさ、規律、人を尊敬すること、真面目さ、フットボール界で大切なものを備えていると思いました。
ブラジル・ワールドカップの後、日本代表は少し成績が下がってきましたが、復活できる十分なクオリティを持っています。FIFAランクは55位ですが、数年前はもっと良い順位でした。
私は、ここに来る前はアルジェリア代表で仕事をしていました。私が就任した当初、(アルジェリアのFIFAランクは)52位でした。そこから3年仕事をして、17位になりました。私は確信しています。日本代表もそれと同じことができます。そのために、私は来ました。
第一の目標は、ロシア・ワールドカップに出ることです。さらに、ワールドカップでは上位を目指します。グループリーグを突破して、決勝トーナメントに行く。そのために必要なクオリティを日本代表は持っていると思います。
まずは強いスタッフチームを作る。そのうえで良い仕事をしたいと、サポーターの皆さんとともに戦いたいと思っています。
お願いしたいのは、少し時間をいただきたいということです。私が初めて代表チームを率いた時にも、こうしたシチュエーションで仕事をしました。すぐに成功したわけではありません。時間をいただいて、少し辛抱強く見ていただければ良い結果を出せると思います。
いろいろ質問はあると思いますが、メディアの方々とお会いするのも初めてです。皆さんとは良い関係、プロフェッショナルな関係を築きたい。互いにリスペクトし合う関係を築きたいと考えています。
代表が上手くいかなかったら、批判が出るのは当たり前です。そんな状況になったとしても、皆さんとともに戦い、国全体で盛り上げていきたいと思っています」
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