MF
9 ディエゴ・オリヴェイラ 6.5
左サイドハーフで献身的にプレー。巧みにポジションを取って相手を迎え撃つだけでなく、本来はFWとは思えない高い守備力で川崎攻撃陣に対応。加えてボールを持てば、技巧を駆使して前へ。攻守をつなぐ存在であり、長谷川監督も試合後には働きを評価した。
FW
11 永井謙佑 6.5(74分OUT)
先制点につながるFKを奪い、62分には三田からのスルーパスに反応してレアンドロのゴールをアシスト。FWとしてゴールは奪えずも、チームを勝利に導く高い働きを披露した。
MAN OF THE MATCH
20 レアンドロ 7(90+1分OUT)
後半立ち上がりは淡白なプレーで不安を感じさせるも……、14分の直接FKに加え、62分には値千金の追加点! 重要な一戦での2ゴールは高く評価されて然るべきで、この日のMOMである。ただ、交代時の遅延行為でのイエローは不要だった。
FC東京――レアンドロはチームを勝利に導く
交代出場
DF
37 中村帆高 6.5(55分IN)
大学時代には何度もマッチアップしていた“三笘対策”としてピッチへ。直後に綺麗にかわされたプレーで火が付いたか、その後は気持ちのこもった守備で、ガッツポーズが飛び出す一幕も。
MF
28 内田宅哉 6(74分 IN)
三笘、大島らを投入し、活性化した相手の左サイドの攻撃をケア。攻撃面には絡めずとも、しっかり守備組織を機能させた。
FW
15 アダイウトン 6(74分 IN)
快足を活かして数度、ゴールに迫っただけに、そのなかの一本は決めたかった。それでも川崎にとっては恐い存在で、牽制役としては高い働き。
MF
8 髙萩洋次郎 ―(90+1分IN)
後半アディショナルタイムに登場。目立ったプレーはなくとも、2-0のまま試合を終わらせた。
監督
長谷川健太 6.5
今季のリーグ戦では0-4で敗れていた相手に見事なリベンジ。川崎封じのお手本とも言える“堅守速攻”でプラン通りの勝利を掴む。栄光まであと一勝だ。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)