“元祖ヤングなでしこ”INAC仲田歩夢が語る、過去の葛藤と今の充実感「今は昔に比べて本当に…」

カテゴリ:高校・ユース・その他

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年07月10日

「サッカーが楽しいし、もっと上手くなりたいし、もっと勝ちたい」

かつては世代別代表で活躍。初めて「ヤングなでしこ」と呼ばれたメンバーのひとりだった。(C)SOCCER DIGEST

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――若い頃は「ヤングなでしこ」と呼ばれる世代別代表で注目されていた一方で、クラブでは出番を得られない時期が続いた。そのギャップを感じ、葛藤もあったのでは?

「難しい部分があったのは間違いありません。同世代のレベルの高い選手とプレーする機会はなかなかないので、世代別代表は私にとってとても良い場所だったし、そこで吸収できることや刺激を受けることはたくさんありました。でもINACのほうが明らかにハイレベルで要求の質も高かったので、複雑な気持ちでした。

 正直、当時は代表に行くのが楽しみかと言われたら、それは分らなかった。INACはポゼッションがメインだけど、代表はまったく違うスタイルで、それに上手く対応しなければいけない難しさもありました」

――当時世代別代表でともに戦っていた田中選手や池田咲紀子選手が、現在なでしこジャパンに入っています。そういう同世代の活躍や、下の世代で代表入りしている選手を見て、“自分も”という想いは強くなってくる?

「もちろんサッカーをやっている以上、目指すべきは、なでしこジャパンだと思っています。でも今そのレベルに達していないのも自覚しています。だから呼ばれていないわけですし。

 そこに入るには、クラブで活躍する以外にはない。実際にクラブで調子が良かった18年シーズンには、なでしこチャレンジのキャンプ(編集部・注/なでしこジャパンに挑戦する選手たちを発掘・育成・強化するプロジェクト)に招集されて、結果が代表につながると身をもって感じています。だからこそ今はまずチームで結果を残すことを考えてプレーしています」
 
――これまでのキャリアを振り返って、イメージどおりには来ている?

「んー、難しいですけど、今は昔に比べて本当にサッカーが楽しいと思える瞬間が増えたのは確かです。世代別代表に入っていた頃よりも今は引き出しが増えました。それがここ数年の結果につながっていると思うんですけど、全然満足はしていません。

 最近はリーグ優勝もほとんどできていないし、そもそもINACがリーグ優勝していた数年前は、私は試合に多く関わっていなかったので。やっぱり自分が主力として試合に出てリーグ優勝を経験したい。そういう勝利へのこだわりも以前よりも強くなっています」

――少なくとも今は充実していると。

「はい。サッカーが楽しいし、もっと上手くなりたいし、もっと勝ちたい。そう思えています」

――では最後に、今後のキャリアビジョンを訊かせてください。

「繰り返しになりますけど、まずはリーグ優勝を目指します。それが近くにある一番大きな目標です。今年は期待してくれているファン・サポーターの方も多いし、私たちもやっていて手応えをすごく感じています。なのでリーグ開幕がすごく楽しみです」

――◆――◆――

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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