今季のJリーグを沸かせたストライカーたちがポジションを争う。
FW
豊田陽平(鳥栖)
今季成績:34試合・15得点・2アシスト
平均採点:5.97(FW部門6位)
ワールドカップ前の14試合で8得点と、ハイペースでゴールを量産した序盤戦だったが、再開後のJリーグではやや調子の波が目立ち、伸び悩んだ。しかし、54ゴールを挙げているここ3年の実績は国内随一(大久保嘉人が48得点、佐藤寿人が50得点)。その得点能力の高さと安定感に疑いの余地はない。
また最終節の鹿島戦では、ゴールこそ奪えなかったものの、90分間に渡り前線からの猛烈なプレスを継続。試合後は脱水症状で救急車で運ばれるほどの献身性を示して、チームを勝利に導いた。
まさに今が旬を迎えているストライカーに、国内外からのオファーは絶えず、このオフは去就も取り沙汰されている。鳥栖からの残留要請もあり、迷いを見せている本人だが、自身は海外志向もあり、決断がアジアカップ後となれば、今大会は格好のオーディションの場となる。
FW
小林 悠(川崎)
今季成績:30試合・12得点・6アシスト
平均採点:6.03(FW部門1位)
11月11日の代表トレーニング中に香川と接触し、左膝を負傷。左膝内側側副靭帯損傷で全治3~4週間と診断され、リーグ戦2試合を欠場した。しかし34節の神戸戦でベンチ入りすると、67分から途中出場し、「2点目の起点になれた」と、復帰戦としては一定の手応えを掴んだ様子だ。
10月のジャマイカ戦とブラジル戦では結果を残せなかったが、アギーレ監督はその能力を高く評価しており、今回の再招集に至っている。
もっとも神戸戦後の本人は「久しぶりの試合だったので疲れた。(左膝も)なんとか痛くならずに済んだ」と語っており、完全復活に向けてスタミナ面と左膝の状態には一抹の不安が残る。
FW
武藤嘉紀(FC東京)
今季成績:33試合・13得点・1アシスト
平均採点:5.98(FW部門4位)
世代別代表に選ばれた実績さえない現役大学生が、ルーキーイヤーにJ1で新人最多タイの13得点。最初は“補欠”招集だったアギーレジャパンでも9月9日のベネズエラ戦で会心のドリブルシュートから代表初ゴールを決めるなどアピールに成功し、異例のスピードでレギュラー格へと出世した。
ちょっとやそっとの当たりでは倒れない身体的な強さとマーカーを置き去りにする縦へのスピードは驚異的で、話題性を考えれば『Jリーグアウォーズ』でのベストイレブン受賞にも納得がいく。
心配なのは、シーズン最終盤でやや下降気味だったコンディションだろう。メディアの対応にも追われて疲弊した身体を、どこまで回復できるか。フレッシュな状態で自身初の国際舞台に臨みたい。
豊田陽平(鳥栖)
今季成績:34試合・15得点・2アシスト
平均採点:5.97(FW部門6位)
ワールドカップ前の14試合で8得点と、ハイペースでゴールを量産した序盤戦だったが、再開後のJリーグではやや調子の波が目立ち、伸び悩んだ。しかし、54ゴールを挙げているここ3年の実績は国内随一(大久保嘉人が48得点、佐藤寿人が50得点)。その得点能力の高さと安定感に疑いの余地はない。
また最終節の鹿島戦では、ゴールこそ奪えなかったものの、90分間に渡り前線からの猛烈なプレスを継続。試合後は脱水症状で救急車で運ばれるほどの献身性を示して、チームを勝利に導いた。
まさに今が旬を迎えているストライカーに、国内外からのオファーは絶えず、このオフは去就も取り沙汰されている。鳥栖からの残留要請もあり、迷いを見せている本人だが、自身は海外志向もあり、決断がアジアカップ後となれば、今大会は格好のオーディションの場となる。
FW
小林 悠(川崎)
今季成績:30試合・12得点・6アシスト
平均採点:6.03(FW部門1位)
11月11日の代表トレーニング中に香川と接触し、左膝を負傷。左膝内側側副靭帯損傷で全治3~4週間と診断され、リーグ戦2試合を欠場した。しかし34節の神戸戦でベンチ入りすると、67分から途中出場し、「2点目の起点になれた」と、復帰戦としては一定の手応えを掴んだ様子だ。
10月のジャマイカ戦とブラジル戦では結果を残せなかったが、アギーレ監督はその能力を高く評価しており、今回の再招集に至っている。
もっとも神戸戦後の本人は「久しぶりの試合だったので疲れた。(左膝も)なんとか痛くならずに済んだ」と語っており、完全復活に向けてスタミナ面と左膝の状態には一抹の不安が残る。
FW
武藤嘉紀(FC東京)
今季成績:33試合・13得点・1アシスト
平均採点:5.98(FW部門4位)
世代別代表に選ばれた実績さえない現役大学生が、ルーキーイヤーにJ1で新人最多タイの13得点。最初は“補欠”招集だったアギーレジャパンでも9月9日のベネズエラ戦で会心のドリブルシュートから代表初ゴールを決めるなどアピールに成功し、異例のスピードでレギュラー格へと出世した。
ちょっとやそっとの当たりでは倒れない身体的な強さとマーカーを置き去りにする縦へのスピードは驚異的で、話題性を考えれば『Jリーグアウォーズ』でのベストイレブン受賞にも納得がいく。
心配なのは、シーズン最終盤でやや下降気味だったコンディションだろう。メディアの対応にも追われて疲弊した身体を、どこまで回復できるか。フレッシュな状態で自身初の国際舞台に臨みたい。