W杯組の経験値が優るか、フレッシュな力が勢いを増すか。
MF
遠藤保仁(G大阪)
今季成績:34試合・6得点・11アシスト
平均採点:6.07(MF部門4位)
今季はリーグ戦全試合に先発し、G大阪の軸としてフル稼働。時折、不用意なミスも見られたが、正確なキックや展開力は健在で、JリーグMVPに選出された。
今季のパフォーマンスで特筆すべきは、球際での寄せるスピードと激しさだ。ワールドカップ明けは、ただ相手に寄せてボールを見ているのではなく、“ボールを狩り取る”守備が際立った。
ピンチの芽を摘むだけでなく、カウンターの起点にもなっており、G大阪の長谷川監督は「きっとワールドカップでいろいろ感じたのだと思う。自分に足りないものを分析する賢さもある」と称賛。来年1月28日に35歳となるボランチは、今なお進化を遂げている。
MF
今野泰幸(G大阪)
今季成績:33試合・2得点・1アシスト
平均採点:6.05(MF部門5位)
ワールドカップ前はどん底の状態に陥っていた。代表でCB、G大阪でボランチをやるなかで葛藤し、G大阪の長谷川監督も「正直、あの頃は今ちゃんの起用法で迷っていた」と明かす。
しかしワールドカップ後は「ボランチでやるんだと、吹っ切れた感じがあった」(長谷川監督)と一変。遠藤とボランチでコンビを組みながら、三冠獲得の原動力となった。持ち前の球際での強さやボール奪取力に加え、今季は攻撃面でも遠藤からの好影響を受け、展開力やゲームの流れを読む力が向上した。
本人は「代表でやるならボランチしかやりたくない。今はそれぐらい自信がある」と言い切っている。
MF
柴崎 岳(鹿島)
今季成績:34試合・6得点・6アシスト
平均採点:6.10(MF部門3位)
不動のボランチとしてシーズンを通して出場し、6得点・6アシストを記録。本誌平均採点は6.10と高い数値を叩き出した。安定感あるパフォーマンスで、来季のACL出場権獲得に貢献したと言えるだろう。
日本代表では、デビュー戦のベネズエラ戦で初ゴールを挙げ、大きなインパクトを残した。10月のブラジル戦では世界との力の差を痛感させられたが、それも「成長速度を上げなければならない」と糧にしている。
アジアカップを約1か月後に控えた現在のコンディションに問題はなく、一度リフレッシュしてから再調整に入るだろう。アジアカップは、柴崎にとってA代表初の国際大会。普段以上のモチベーションで準備を進めるはずだ。
遠藤保仁(G大阪)
今季成績:34試合・6得点・11アシスト
平均採点:6.07(MF部門4位)
今季はリーグ戦全試合に先発し、G大阪の軸としてフル稼働。時折、不用意なミスも見られたが、正確なキックや展開力は健在で、JリーグMVPに選出された。
今季のパフォーマンスで特筆すべきは、球際での寄せるスピードと激しさだ。ワールドカップ明けは、ただ相手に寄せてボールを見ているのではなく、“ボールを狩り取る”守備が際立った。
ピンチの芽を摘むだけでなく、カウンターの起点にもなっており、G大阪の長谷川監督は「きっとワールドカップでいろいろ感じたのだと思う。自分に足りないものを分析する賢さもある」と称賛。来年1月28日に35歳となるボランチは、今なお進化を遂げている。
MF
今野泰幸(G大阪)
今季成績:33試合・2得点・1アシスト
平均採点:6.05(MF部門5位)
ワールドカップ前はどん底の状態に陥っていた。代表でCB、G大阪でボランチをやるなかで葛藤し、G大阪の長谷川監督も「正直、あの頃は今ちゃんの起用法で迷っていた」と明かす。
しかしワールドカップ後は「ボランチでやるんだと、吹っ切れた感じがあった」(長谷川監督)と一変。遠藤とボランチでコンビを組みながら、三冠獲得の原動力となった。持ち前の球際での強さやボール奪取力に加え、今季は攻撃面でも遠藤からの好影響を受け、展開力やゲームの流れを読む力が向上した。
本人は「代表でやるならボランチしかやりたくない。今はそれぐらい自信がある」と言い切っている。
MF
柴崎 岳(鹿島)
今季成績:34試合・6得点・6アシスト
平均採点:6.10(MF部門3位)
不動のボランチとしてシーズンを通して出場し、6得点・6アシストを記録。本誌平均採点は6.10と高い数値を叩き出した。安定感あるパフォーマンスで、来季のACL出場権獲得に貢献したと言えるだろう。
日本代表では、デビュー戦のベネズエラ戦で初ゴールを挙げ、大きなインパクトを残した。10月のブラジル戦では世界との力の差を痛感させられたが、それも「成長速度を上げなければならない」と糧にしている。
アジアカップを約1か月後に控えた現在のコンディションに問題はなく、一度リフレッシュしてから再調整に入るだろう。アジアカップは、柴崎にとってA代表初の国際大会。普段以上のモチベーションで準備を進めるはずだ。