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【連載・東京2020】大迫敬介/中編「“もう絶望的だった”プロ入りから、A代表入りを果たすまで」

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年10月21日

「地元には応援をしてくれる人がたくさんいるから」

今季は28節終了時点でリーグ23試合に出場。正守護神の座を掴み、飛躍のシーズンを過ごす。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――しかし今季開幕前は体調不良で出遅れてしまいました。今季にかける想いが強かった分苦しかったのでは?
「『何やっているんだ』って感じでした。今年に懸ける想いは本当に強くて、オフシーズンから動き出すタイミングもいつもより早くしたり入念に準備してきたにもかかわらずですからね。でもやるしかないと、うまく気持ちを切り替えるようにしました」

――オフからどのくらい早く入った?
「チームは1月20日からタイキャンプで、僕は鹿児島に帰っている時から少し動くようにしていました」

――やっぱりオフシーズンは鹿児島に帰るんですね。
「はい。今まで在籍したクラブに顔を出すようにしています。地元には応援をしてくれる人がたくさんいますし、代表に入ったら横断幕を作ってくれる。離れていても自分のことを見てくれているというのは、すごく有難いです。もちろんテレビやスタジアムでプレーを見てもらうのが一番かもしれないですけど、実際に帰ったときに顔を出して何か恩返しができればと、それはいつも思っています」
 
───◆───◆───

 10月28日にお届けする後編では、メンタルを保つための秘策、A代表、そして東京五輪への想いなどを話してもらっている。

PROFILE
大迫敬介/おおさこ・けいすけ/1999年7月28日生まれ、鹿児島出身。186㌢・86㌔。江内SSS―フェリシドFC―広島ユース―広島。プロ2年目の昨季までは公式戦で出番を得られなかったが、自分と向き合い、コツコツとトレーニングを積んできた。今年は5月にA代表に選出され、6月に開催されたコパ・アメリカではチリ戦で代表デビューを飾った。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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