• トップ
  • ニュース一覧
  • スコットランド到着から29時間後の英国デビュー! 食野亮太郎が試合前日に語っていたアザール、堂安律、東京五輪のこと

スコットランド到着から29時間後の英国デビュー! 食野亮太郎が試合前日に語っていたアザール、堂安律、東京五輪のこと

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2019年09月07日

「五輪に絡めるチャンスがあるという意味では、そこも多少は意識している」

ハーツでの背番号は77。クラブでの活躍をステップに東京五輪を虎視眈々と狙う。(C) Getty Images

画像を見る

 その食野が、海外移籍にあたり大きな刺激を受けた人物がいる。小学生の頃から知る堂安律(現PSV)だ。ふたりは、21歳で同い年。実は、誕生日も2日しか変わらない。
 
 食野はガンバ大阪のアカデミー時代に、スペインでバルセロナと対戦した。欧州での海外試合はそれしか経験がないが、堂安がオランダのフローニンヘンに移籍してフル代表に呼ばれるようになると、食野の視線は自然と海外に向けられるようになった。
 
「最近周りの選手が、海外に出て行ってますし、特に(堂安)律からはすごく刺激を受けています。『自分も行きたい』という気持ちがすごく芽生えた。やっぱり、海外に対して強い思いを持ったのは、律が代表に行ってからですね。
 
 小学校の頃からずっと一緒にやって来た選手なので、刺激しかなかったですね。特に焦りはなかったですが、いい刺激をもらえた。自分にもそういうチャンス(=マンチェスター・Cからオファー)があったので、逃すわけにはいかなかった」
 
 このふたりの共通点は、東京五輪世代であること。ただ、食野はユース年代も含めて日本代表に招集されたことがない。本人は「そこに入りたいから海外移籍したわけではない」と強調しながらも、「五輪に絡めるチャンスがあるという意味では、そこも多少は意識している」と胸の内を明かす。
 
 もちろん、本人は「まずハーツで結果を残すことが大事」と語気を強める。そして、「マンチェスター・Cに移籍したので、プレミアリーグでプレーすることが一番の目標です。シティで輝けるように」と力を込めた。
 
 ここから、いかに飛躍していくか――。様々な思いや夢を胸に、食野はスコットランドで第一歩を踏み出した。

取材・文●田嶋コウスケ
【関連記事】
「相手DFにとって絶え間ない脅威だ!」マンチェスターの地元紙がマンC加入の食野亮太郎を特集。シビアな評価も…
「めっちゃ幸せ」食野亮太郎、スコットランド1部ハーツへの加入が正式に決定! 週末の試合にベンチ入りか
小林祐希のワースラント=ベベレン加入が正式発表! 2年契約、背番号は「10」に
「素晴らしいものもあれば…」新天地を探す本田圭佑が伊メディアに独占告白! ヨーロッパ希望も、イタリア復帰は否定
「サラゴサでお会いしましょう」マラガを34日で去った岡崎慎司、スペイン2部ウエスカ加入で合意! “ご近所”の香川真司も歓迎

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ