ヨーロッパで身に付けたいのはアザールのようなしっかりした体幹
試合前日に行われた入団記者会見で、印象に残る言葉があった。「自分と似たタイプの選手は誰か?」と英人記者から質問が飛ぶと、食野は「エデン・アザールとリオネル・メッシに憧れています。あと、セルヒオ・アグエロも好きです」と答えた。
そこで、会見後の囲み取材で、もう少し深く聞いてみた。「アザールやメッシの動きを自分のプレーに取り入れたり、意識していることはある?」と。食野は次のように答えた。
「意識していますね。特にアザールは右利きで自分と同じで、ポジションも似ている。ターンの仕方や身体の使い方とか、ゴールに向かうプレーとかすごく参考にしています」
もともと、食野は「海外サッカーがすごく好き」なのだという。マンチェスター・Cはもちろん、昨シーズンまでアザールが在籍したチェルシーの試合も日本でよく見ていた。さらには、リーガ・エスパニョーラのバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーもお気に入りのチームだと明かした。
たしかに、食野のプレーにはアザールの影響が色濃く見える。ドリブル時に重心を落とし、鋭い切り返しとターンで相手ゴールに勢いよく迫る。スペースのない局面でも積極的に仕掛ける姿勢は、トライすることを良しとするイングランドやスコットランドに合いそうだ。
食野は言葉を続ける。
「アザールはお尻周りや体幹がすごくしっかりしている。そこは自分もヨーロッパで身につけたい。こっちのグラウンドは日本よりぬかるんでいて、そこでやることで足腰が強くなると思う。アザールのような小柄な選手がボール取られないようにするには、体を鍛えなくてはいけないと思うので。今まで以上にそこは努力していくつもりです」
さらに、スコットランドで活躍するイメージもできている。ポイントは、屈強な身体を持つ選手たちの中で、自身の小柄な身や俊敏性をいかに生かすか。
そこで、会見後の囲み取材で、もう少し深く聞いてみた。「アザールやメッシの動きを自分のプレーに取り入れたり、意識していることはある?」と。食野は次のように答えた。
「意識していますね。特にアザールは右利きで自分と同じで、ポジションも似ている。ターンの仕方や身体の使い方とか、ゴールに向かうプレーとかすごく参考にしています」
もともと、食野は「海外サッカーがすごく好き」なのだという。マンチェスター・Cはもちろん、昨シーズンまでアザールが在籍したチェルシーの試合も日本でよく見ていた。さらには、リーガ・エスパニョーラのバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーもお気に入りのチームだと明かした。
たしかに、食野のプレーにはアザールの影響が色濃く見える。ドリブル時に重心を落とし、鋭い切り返しとターンで相手ゴールに勢いよく迫る。スペースのない局面でも積極的に仕掛ける姿勢は、トライすることを良しとするイングランドやスコットランドに合いそうだ。
食野は言葉を続ける。
「アザールはお尻周りや体幹がすごくしっかりしている。そこは自分もヨーロッパで身につけたい。こっちのグラウンドは日本よりぬかるんでいて、そこでやることで足腰が強くなると思う。アザールのような小柄な選手がボール取られないようにするには、体を鍛えなくてはいけないと思うので。今まで以上にそこは努力していくつもりです」
さらに、スコットランドで活躍するイメージもできている。ポイントは、屈強な身体を持つ選手たちの中で、自身の小柄な身や俊敏性をいかに生かすか。
「すごくパワフルでフィジカルの強い選手がたくさんいる。スコットランドには、そういうイメージがあります。でも、その中に(小柄な)自分が入ったら、また違いができて面白いのかなと思ったりしますね。大きい選手の中に小さい自分がいる。そういう極端な違いで、生きられるんじゃないかと。どうしても真っ向から勝負すると負けちゃう部分が多いと思うので、うまく身体の切れで相手を振り回して。そういうプレーができやすいリーグかなと思っています。
マンチェスター・Cに移籍したので、今の目標はシティでプレーすること。イングランドと同じ英国なので、スコットランドリーグはすごく勉強になるんじゃないかなと思います。
ヨーロッパに行ったら、最初はどこへ行っても苦労すると思うんです。でも、スコットランドの言葉は英語。まずどこへ行くにも英語は大事だと思うので(しっかり勉強したい)。サッカーはもちろんですけど、サポーターの雰囲気やチームメート、コーチの温かさも含めて、ヨーロッパでの最初のクラブになるので馴染みやすいところに行こうと。そういうことで、ハーツに決めました」