示唆に富む川島の言葉
一方で、今大会を「ただの良い経験で終わらせてはいけない」と主張するのは川島だ。
「これだけ本気の南米を相手にできる機会は、そもそもA代表でもそんなにない。そのなかで、これだけの戦いをできた。内容を含めて、若い選手を褒めたいと思います。ただ単純に良い経験ができたとは僕は思わないですし、何を得て、何ができなかったのか、しっかり見極めるべきです。彼らの本当に辿り着かなくてはいけないレベルをしっかり見つめ、そこに行くために実行をする。練習でも世界で勝っていくために、もっと高いレベルを目指さなくてはいけません。今後、オリンピックを経て、彼らがA代表になって日本が勝つチームになるためには、やることはもっとたくさんあります」
様々な示唆に富んだ今回のコパ・アメリカは、東京五輪、そして2022年のカタール・ワールドカップを目指す森保ジャパンにとって、大きな転換期になったように映る。内容は良くとも1勝も挙げられなかった事実を再度見つめ直さなくてはいけないが、チームの強化を進める意味では価値のある大会だったと言えるだろう。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
「これだけ本気の南米を相手にできる機会は、そもそもA代表でもそんなにない。そのなかで、これだけの戦いをできた。内容を含めて、若い選手を褒めたいと思います。ただ単純に良い経験ができたとは僕は思わないですし、何を得て、何ができなかったのか、しっかり見極めるべきです。彼らの本当に辿り着かなくてはいけないレベルをしっかり見つめ、そこに行くために実行をする。練習でも世界で勝っていくために、もっと高いレベルを目指さなくてはいけません。今後、オリンピックを経て、彼らがA代表になって日本が勝つチームになるためには、やることはもっとたくさんあります」
様々な示唆に富んだ今回のコパ・アメリカは、東京五輪、そして2022年のカタール・ワールドカップを目指す森保ジャパンにとって、大きな転換期になったように映る。内容は良くとも1勝も挙げられなかった事実を再度見つめ直さなくてはいけないが、チームの強化を進める意味では価値のある大会だったと言えるだろう。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)