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【ミラノ・ダービー|採点&寸評】先制点のインテルMFがMOM!ミランの新エースはほろ苦いデビューに…

カテゴリ:メガクラブ

片野道郎・白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

2019年03月18日

トップ下のベシーノがミラン守備陣を混乱に…。

主力のイカルディやナインゴランを欠きながら、戦前の予想を覆して“ダブル”を達成したインテル。気迫の籠ったプレーは評価に値。(C)Getty Images

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[FW]
16 マッテオ・ポリターノ 6.5(84分OUT)

右サイドからドリブルで中に持ち込むプレーで攻撃にアクセントをつけ、守備の局面でもアグレッシブなプレスでロドリゲスの組み立てを阻止。65分には強引な突破からカスティジェホのファウルを誘い、PKをゲットした。

10 ラウタロ・マルティネス 6.5
線をダイナミックに動き回って組み立てに絡みつつ、ベシーノが走り込むスペースを作り出す。先制点をアシストすれば、67分にリードを広げるPKを冷静に決める。

44 イバン・ペリシッチ 5.5
鋭い飛び出しからのクロスで先制ゴールに貢献も、その後は試合から消えている時間が長かった。再三試みた単独突破も決定機にはつながらず。
 
[途中出場]
20 ボルハ・バレロ 6(73分IN)

中盤でボールを落ち着かせ、的確なパスワークで逃げ切りに一役買った。

87 アントニオ・カンドレーバ -(84分IN)
ポリターノに代わって右ウイングに入る。終了間際にカウンターから敵陣に進入するも、クロスの精度を欠いた。

13アンドレア・ラノッキア -(90+2分IN)
MFのベシーノに代わり、後半アディショナルタイムにクローザーとして最終ラインに投入された。

[監督] 
スパレッティ 6.5

ミランの4-3-3と噛み合わせた、トップ下を置く4-3-3を準備し、そのポジションに入ったベシーノをラスト30メートルの攻略の鍵として効果的に機能させる。ミランのシステム変更と選手交代にも的確に対応し、後手に回らなかった。88分に主審への抗議で退席に。

※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文:片野道郎
 
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