「すごく充実した時間を過ごせている」(大迫)
◇大迫 勇也(ブレーメン)
フロリアン・コーフェルト監督から、「スペースを使う感覚、ゴールに向かう感覚に優れている」と高い評価を受けるなど、大迫は新天地ブレーメンで、すでに重要な戦力に数えられている。
チームスタイルも合っている。ポゼッションからダイレクトパスで起点を作りながら、素早くスペースを攻略し、攻撃陣はポジションを変えながらゴールへと迫る。足下のパスだけに拘るのではなく、サイドで起点を作ったら、シンプルなクロスも送られてくる。ペナルティーエリア内でのプレー機会は、間違いなく増えるだろう。
フロリアン・コーフェルト監督から、「スペースを使う感覚、ゴールに向かう感覚に優れている」と高い評価を受けるなど、大迫は新天地ブレーメンで、すでに重要な戦力に数えられている。
チームスタイルも合っている。ポゼッションからダイレクトパスで起点を作りながら、素早くスペースを攻略し、攻撃陣はポジションを変えながらゴールへと迫る。足下のパスだけに拘るのではなく、サイドで起点を作ったら、シンプルなクロスも送られてくる。ペナルティーエリア内でのプレー機会は、間違いなく増えるだろう。
DFB杯1回戦のヴォルマティア・ヴォルムス戦後、大迫は以下のように、ここまでの充実感を口にしている。
「本当に毎日、いろんな刺激を受けながら練習できているし、試合もできています。すごく充実した時間を過ごせているなと思います。これを続けられるよう、もっともっと成長できるように続けていきたいと思います。そうすれば、自ずと結果はついてくると思います」
チーム内での呼吸がもっとあってくれば、ゴール量産にも繋がるはずだ。
◇鎌田 大地(フランクフルト)
2年目のシーズンにかける思いは強かっただろう。実際、練習に取り組む姿勢や努力も認められていたが、残念ながらオフには合宿メンバーから外れ、現在はトップチームではなく、「トレーニンググループ2」で練習をしている。
フランクフルトでは構想外であり、移籍市場が閉まるまでに、新天地を探すことができるだろうか。
◎日本人選手所属クラブの開幕戦カード
8月25日(土)
22:30 ヘルタ対ニュルンベルク
22:30 ブレーメン対ハノーファー
22:30 フライブルク対フランクフルト
22:30 デュッセルドルフ対アウクスブルク
8月27(月)
1:00 ドルトムント対ライプツィヒ
※日時は日本時間
文:中野 吉之伴
【著者プロフィール】
なかの・きちのすけ/1977年7月27日生まれ。秋田県出身。武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業後、育成層指導のエキスパートになるためにドイツへ。2009年7月にドイツ・サッカー協会公認A級ライセンス獲得(UEFA−Aレベル)。SCフライブルクU-15チームで研修を積み、2018-19シーズンからは元ブンデスリーガクラブのフライブルガーFCでU16監督を務める。「世界王者ドイツ年代別トレーニングの教科書」(カンゼン)、「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」(ナツメ社)執筆。オフシーズンには一時帰国して「グラスルーツ指導者育成」「保護者や子供のサッカーとの向き合い方」「地域での相互ネットワーク構築」をテーマに、実際に現地に足を運んで様々な活動をしている。