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【ベルギー2-0イングランド|採点・寸評】粘るイングランドに“トドメの一撃”を突き刺したアザールがMOMに!

カテゴリ:国際大会

内藤秀明・井川洋一

2018年07月15日

イングランド――ケインはゴールの匂いを感じ取る動きを見せたが。

無得点に終わったケインは、結局6ゴールで大会を終えた。(C)Getty Images

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[FW]
9 ハリー・ケイン 6

リンガードのシュート性のクロスに足を伸ばすなど、ゴールを狙いストライカーとしてゴールの匂いを感じ取る動きを何度か見せた。ただし、結果を残せずロシア大会での得点数は6で止まることに。

10 ラヒーム・スターリング 5.5(46分OUT)
何度かサイドに流れてチャンスを演出しようとしたが、ゴールには繋がらなかった。前半でラッシュフォードと交代に。今大会は0ゴール・1アシスト。スタメンで出場し続けたが、相手ゴール前で怖さを示すことはできなかった。
 
[交代出場]
MF
7 ジェシー・リンガード 6.5(46分IN)

相変わらずの運動量でイングランドの中盤を活性化。現在の3-5-2システムが機能する上で欠かせない選手のひとりであることを知らしめた。

FW
19 マーカス・ラッシュフォード 5.5(46分IN)
ベルギー代表が引いて守っていたこともあり、得意のスピードで振り切り、裏のスペースに抜け出す動きは皆無。一度だけなんとか枠内にシュートを飛ばしたが、強いキックで相手を脅かすシーンも見られなかった。

MF
20 デル・アリ -(84分IN)

2失点目のあとに投入。ゴールを目指したが、交代が遅すぎた。


[監督]
ガレス・サウスゲート 5

中央が固いベルギーに対して、3-5-2システムで臨んだのは失敗だった。組み立てがうまくいかない時は、ストーンズが位置を上げてダイヤモンド型の4-4-2に変形。ダイアーを押し上げるシステムは興味深かったが、相手に合わせてシステムを変える柔軟性がなかった点は今後の課題と言えるだろう。また、多くの選手が疲労を抱えていて選択肢が少なかったにせよ、ジョーンズの起用はマズかった。失点の原因にもなり、攻撃も足止め。両チーム合わせてパス交換がもっとも多かったパターンは、ジョーンズからトリッピアーが27本で1位、その逆のトリッピアーからジョーンズが25本で2位。この数字はジョーンズのサイドで無駄パスが多かったことを物語るものだ。今後も3バックを使うのであれば、現在28歳で、次回大会には32歳になるウォーカーのところをどうするのかも焦点になるだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●内藤秀明
 
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