イングランド――3バックへの適正の低さを露呈したジョーンズ。
[ロシアW杯 3位決定戦]ベルギー2-0イングランド/7月14日/サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク)
【イングランド|採点・寸評】
チーム 5.5
準決勝からスタメンを5名入れ替えるが、システムは同じく3-5-2。普通にかみ合わせれば、2トップに対して相手のCB3人がマークにつくため前線はボールを引き出すのが難しく、中盤の選手が果敢に飛び出していくものの、ボックス内では自由になれない。後半に入り、中盤に攻撃的な選手を入れたのに加え、ボランチのダイアーが高い位置をとることでいくつかチャンスは作ったが、結果には結びつかず。結局、ミスから2失点して敗戦を喫した。
[GK]
1 ジョーダン・ピックフォード 6
ムニエのダイレクトボレーを弾くなど、変わらずシュートストッパーとしての能力の高さを見せた。失点シーンはどれもノーチャンスだった。
[DF]
5 ジョン・ストーンズ 5.5
攻撃が詰まると、ボランチの位置まで上がって他の中盤の選手を高い位置に押し上げる得意の動きを見せたが、この日もそうしたプレーが必要だったかというと微妙なところ。後方を手薄にしてしまうだけでなく、質の高いCBが3枚揃うベルギーを相手には、高い位置まで上がった中盤の選手に好パスを供給する機会は少なかった。守備でも球際の弱さを見せるなど、良いパフォーマンスは見せられなかった。
6 ハリー・マグワイア 6
セットプレーでも守備の場面でも強さを見せ、良さを発揮。最終的に敗戦を喫したが、この日も自身のストロングポイントを見せつけた。
16 フィル・ジョーンズ 5
1失点目はアザールに釣られて背後に広大なスペースを作り、2失点目では必要以上にラインを下げ、身体の向きも誤って、失点の原因になってしまった。組み立ての部分でも大きく足を引っ張り、3バックへの適正の低さを再確認する一戦になってしまった。
【イングランド|採点・寸評】
チーム 5.5
準決勝からスタメンを5名入れ替えるが、システムは同じく3-5-2。普通にかみ合わせれば、2トップに対して相手のCB3人がマークにつくため前線はボールを引き出すのが難しく、中盤の選手が果敢に飛び出していくものの、ボックス内では自由になれない。後半に入り、中盤に攻撃的な選手を入れたのに加え、ボランチのダイアーが高い位置をとることでいくつかチャンスは作ったが、結果には結びつかず。結局、ミスから2失点して敗戦を喫した。
[GK]
1 ジョーダン・ピックフォード 6
ムニエのダイレクトボレーを弾くなど、変わらずシュートストッパーとしての能力の高さを見せた。失点シーンはどれもノーチャンスだった。
[DF]
5 ジョン・ストーンズ 5.5
攻撃が詰まると、ボランチの位置まで上がって他の中盤の選手を高い位置に押し上げる得意の動きを見せたが、この日もそうしたプレーが必要だったかというと微妙なところ。後方を手薄にしてしまうだけでなく、質の高いCBが3枚揃うベルギーを相手には、高い位置まで上がった中盤の選手に好パスを供給する機会は少なかった。守備でも球際の弱さを見せるなど、良いパフォーマンスは見せられなかった。
6 ハリー・マグワイア 6
セットプレーでも守備の場面でも強さを見せ、良さを発揮。最終的に敗戦を喫したが、この日も自身のストロングポイントを見せつけた。
16 フィル・ジョーンズ 5
1失点目はアザールに釣られて背後に広大なスペースを作り、2失点目では必要以上にラインを下げ、身体の向きも誤って、失点の原因になってしまった。組み立ての部分でも大きく足を引っ張り、3バックへの適正の低さを再確認する一戦になってしまった。
[MF]
3 ダニー・ローズ 5(46分OUT)
攻撃では違いを作れず、守備では1失点目のシーン、ムニエの位置を一度確認したにもかかわらず、あっさりと前に入られて失点。コンディションが悪かったのか、前半で交代となった。
4 エリック・ダイアー 6.5
本来、低い位置での組み立てで貢献して欲しいところだったが、それが難しいとわかると、ストーンズと連動して高い位置に移動。何度かスルーパスを供給し、タイミングのいい飛び出しからチップキックで惜しいシュートも放ったが、ネットを揺らすことはできなかった。プレーの幅の広さを見せることができた数少ない選手のひとりだ。
12 キーラン・トリッピアー 5.5
何度も上下動を繰り返し、攻撃面で貢献しようと模索したがジョーンズからまともなパスがこないこともあり沈黙。2失点目の場面では、アザールについていくべきところを中途半端なポジショニングをとってしまった。
17 ファビアン・デルフ 6
セントラルMFとウイングバックの両方をこなすポリバレントさを見せた。意外と器用なタイプなので、こういう選手がひとりチームにいると采配にバリエーションが出る。ゴールに直結するプレーを見せたいところだったが、そこには及ばなかった。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6(84分OUT)
時折フィジカルの強さや、190センチとは思えない俊敏性をいかして右サイドを突破することもあったが、ゴールには繋がらなかった。あとは、どこにいていいのかわからず、中盤をフラフラと彷徨うシーンがなくなればなお良い。まだ22歳、今後の成長が楽しみだ。
3 ダニー・ローズ 5(46分OUT)
攻撃では違いを作れず、守備では1失点目のシーン、ムニエの位置を一度確認したにもかかわらず、あっさりと前に入られて失点。コンディションが悪かったのか、前半で交代となった。
4 エリック・ダイアー 6.5
本来、低い位置での組み立てで貢献して欲しいところだったが、それが難しいとわかると、ストーンズと連動して高い位置に移動。何度かスルーパスを供給し、タイミングのいい飛び出しからチップキックで惜しいシュートも放ったが、ネットを揺らすことはできなかった。プレーの幅の広さを見せることができた数少ない選手のひとりだ。
12 キーラン・トリッピアー 5.5
何度も上下動を繰り返し、攻撃面で貢献しようと模索したがジョーンズからまともなパスがこないこともあり沈黙。2失点目の場面では、アザールについていくべきところを中途半端なポジショニングをとってしまった。
17 ファビアン・デルフ 6
セントラルMFとウイングバックの両方をこなすポリバレントさを見せた。意外と器用なタイプなので、こういう選手がひとりチームにいると采配にバリエーションが出る。ゴールに直結するプレーを見せたいところだったが、そこには及ばなかった。
21 ルベン・ロフタス=チーク 6(84分OUT)
時折フィジカルの強さや、190センチとは思えない俊敏性をいかして右サイドを突破することもあったが、ゴールには繋がらなかった。あとは、どこにいていいのかわからず、中盤をフラフラと彷徨うシーンがなくなればなお良い。まだ22歳、今後の成長が楽しみだ。