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【クロアチア2-1イングランド|採点・寸評】 死闘を制したのはクロアチア! 最高評価は1G1Aのペリシッチが獲得

カテゴリ:国際大会

内藤秀明・サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月12日

イングランド――ベスト4は素晴らしい結果。

若手主体のイングランドにとってベスト4は上出来な結果。4年後の成長に期待したい。(C)Getty Images

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[FW]
9 ハリー・ケイン 6

エースは常にゴールに遠い位置で競り合うだけで、抜群の得点感覚を生かす機会は少なかった。とはいえロングボールしか前線に供給されない苦しい試合でも最後まで体を張り続けていた。

10 ラヒーム・スターリング 5.5(74分OUT)
繋いで崩すことは絶望的な展開だったため、裏への抜け出しで惜しいシーンもあったが、結局決定機につなげられず。なにより後半初めの段階ですでに集中は切れてしまい際どいロングボールを追わないシーンもあった。途中でベンチに下げられたのは妥当だったと言える。
 
[交代出場]
FW
19 マーカス・ラッシュフォード 5.5(74分IN)

疲れが見えるスターリングに代わって投入。裏への抜け出しや仕掛けに期待されて投入されたが、目立った活躍はできず。5本放ったクロスは1本も味方の元にたどり着かなかった。

DF
3 ダニー・ローズ 5.5(91分IN)

運動量が落ちていたヤングに変わって出場。何度か攻め上がることもあったが、ローズの良さである縦への推進力や高速クロスはほぼ見せることはできなかった。

MF
4 エリック・ダイアー 5.5(97分IN)

延長からヘンダーソンに代わって出場し、守備は無難にこなしたが、攻撃については効果的なプレーはあまりなかった。

FW
11 ジェイミー・ヴァーディー(112分IN)

失点後、前線の枚数を増やすためにウォーカーに代わって投入されたが、違いを作ることはできなかった。

[監督]
ガレス・サウスゲイト 5.5

運動量が豊富でテクニカルな両翼と、彼らをうまく操れる中盤がいるのはわかっていたが、守備面での具体的な対応策はなく、攻撃でもヘンダーソンが潰された際は「中盤省略」という策のみ。ロングボール中心に攻めるなら、せめてスターリングではなく、より裏への抜け出しが得意なヴァーディーかラッシュフォードを先発で起用し、ドリブル突破でわかりやすく違いを作れるスターリングを展開に応じて使えるようにベンチに置くべきだった。課題は残るものの、大会を総じてみるとベスト4進出は素晴らしく、個性的なメンバーをよくまとめあげた。今回は若手中心だったので、この経験を次回以降に繋げていきたい。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●内藤秀明
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