リバプール――サラーの負傷退場で駒不足がより明白に。
[FW]
9 ロベルト・フィルミーノ 5.5
ヴァランヌ、S・ラモス、カゼミーロという屈強な守備陣に囲まれる中でプレーするというタフな仕事を任された。結果的には攻撃のリンクマンとしてのプレーをあまり見せることができず、持っている力の半分も出せない不完全燃焼の夜となった。
11 モハメド・サラー 5.5(31分OUT)
アンラッキー。本人はもちろん、チームにとっても痛すぎる負傷退場となった。S・ラモスに怪我を負わせる狙いはなかったと信じたいが、腕を巻き込んで「引きずり倒す」ことを目的としたプレーにより肩を痛めて31分に交代。エースを失ったリバプールはその後、完全に攻め手を欠いた。
19 サディオ・マネ 6.5
ミルナーのクロス以外でゴールを予感させたのは、このセネガル代表FWの個人技を駆使した突破くらい。サラー不在の前線で孤軍奮闘を見せた。試合を振り出しに戻す同点弾を決めるなど、一定の結果を残している。
9 ロベルト・フィルミーノ 5.5
ヴァランヌ、S・ラモス、カゼミーロという屈強な守備陣に囲まれる中でプレーするというタフな仕事を任された。結果的には攻撃のリンクマンとしてのプレーをあまり見せることができず、持っている力の半分も出せない不完全燃焼の夜となった。
11 モハメド・サラー 5.5(31分OUT)
アンラッキー。本人はもちろん、チームにとっても痛すぎる負傷退場となった。S・ラモスに怪我を負わせる狙いはなかったと信じたいが、腕を巻き込んで「引きずり倒す」ことを目的としたプレーにより肩を痛めて31分に交代。エースを失ったリバプールはその後、完全に攻め手を欠いた。
19 サディオ・マネ 6.5
ミルナーのクロス以外でゴールを予感させたのは、このセネガル代表FWの個人技を駆使した突破くらい。サラー不在の前線で孤軍奮闘を見せた。試合を振り出しに戻す同点弾を決めるなど、一定の結果を残している。
[交代出場]
MF
20 アダム・ララーナ 5.5(31分IN)
サラーの代わりに投入されたものの、最後まで攻撃面で決定的な仕事をすることはできなかった。
MF
23 エムレ・ジャン - (83分IN)
交代直後に、ロバートソンとの連携ミスで3失点目を喫する一因を作ってしまった。交代直後という難しさもあったが、きちんと連携していれば止められたプレーだっただけに残念だ。
[監督]
ユルゲン・クロップ 5.5
チェンバレンが負傷で使えないなど、もともと計算できる駒は多くなかったが、サラーの負傷退場により、さらにその選択肢は少なくなってしまった。そういう意味では試合当日に指揮官にできることは、さほど多くなかったのかもしれない。ただ、ボールの奪いどころを明確に決められなかったり、選択肢が少ない中で切ったカードがいきなり失点の原因になるなどのミスがあったのも事実。ハマった時の強さがあることは、ファイナルまで進出していることからも明白だが、その一方で、安定したパフォーマンスを披露するためにチームとしての総合力を高めるなどの課題も明らかになった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●内藤秀明
MF
20 アダム・ララーナ 5.5(31分IN)
サラーの代わりに投入されたものの、最後まで攻撃面で決定的な仕事をすることはできなかった。
MF
23 エムレ・ジャン - (83分IN)
交代直後に、ロバートソンとの連携ミスで3失点目を喫する一因を作ってしまった。交代直後という難しさもあったが、きちんと連携していれば止められたプレーだっただけに残念だ。
[監督]
ユルゲン・クロップ 5.5
チェンバレンが負傷で使えないなど、もともと計算できる駒は多くなかったが、サラーの負傷退場により、さらにその選択肢は少なくなってしまった。そういう意味では試合当日に指揮官にできることは、さほど多くなかったのかもしれない。ただ、ボールの奪いどころを明確に決められなかったり、選択肢が少ない中で切ったカードがいきなり失点の原因になるなどのミスがあったのも事実。ハマった時の強さがあることは、ファイナルまで進出していることからも明白だが、その一方で、安定したパフォーマンスを披露するためにチームとしての総合力を高めるなどの課題も明らかになった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●内藤秀明