【J1採点&寸評】川崎3-0清水|攻守に絶大なる存在感! 2発の中村憲剛が文句なしのMOM

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2018年05月21日

清水――カウンターはサポートが手薄。流れのなかでのゴールは難しかった

前節ゴールを挙げた金子は、この日は沈黙。川崎の粘り強い守備に封じ込まれた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
30 金子翔太 5.5(70分OUT)
前半の数少ないカウンターとサイド攻撃に関わるが、全般的にサポートが手薄だった。もう少し高い位置で前を向いてボールを持ちたいが、この展開ではいかんともし難かった。

29 石毛秀樹 5.5
守勢に回る前半は、良さを出しきれず。押し返した後半の原動力にはなっていたが、決定的な仕事まではできず。プレースキックで際どい場面を作るが得点には至らず。

FW
20 クリスラン 5
孤立無援状態でロングキックのターゲットとして空中戦を挑んだ。ただ単発の攻撃にならざるを得ず崩し切るところまでは持ち込めず。70分のセットプレーからの決定機も決めきれず。

23 北川航也 5(81分OUT)
2トップの一角としてワンチャンスを狙い続けたが、連動性が乏しく決定的な場面にまでは持ち込めず。奈良とのマッチアップは見応えあり。
 
交代出場
DF
28 立田悠悟 5(HT IN)
後半から出場し、システムチェンジした3バックの一角に入る。時間の経過とともにサイド攻撃をまともに受け、決定機を作られてしまった。 

FW
9 鄭 大世 5.5(70分IN)
フェイスマスクを付けての出場で気持ちのこもったプレーを見せてくれた。79分にはミドルシュートで川崎ゴールを脅かすが古巣への恩返し弾は決まらず。

MF
10 白崎凌兵 -(81分IN)
終盤の投入もこれといった見せ場は訪れず。爪痕を残せないままタイムアップの笛を聞いた。

監督
ヤン・ヨンソン 4.5
後半の戦いができていただけに、前半途中からのペースダウンが悔やまれる。強気のプレスを続けていれば試合展開は分からなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
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