【J1採点&寸評】川崎3-0清水|攻守に絶大なる存在感! 2発の中村憲剛が文句なしのMOM

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2018年05月21日

川崎――中村のほか、阿部、家長も高評価

試合後、イベントでお菓子を手にして勝利を喜ぶ中村。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
14 中村憲剛 7.5 MAN OF THE MATCH
FKによる先制点でチームを勢いづかせると、試合を決定づける3点目を奪った。2得点は見事だが、それ以上に守備での貢献も立派。文句なしのMOM。
 
41 家長昭博 6.5
前半はピッチを縦横無尽に走り回り圧倒的な試合展開の原動力に。局面の力強さでボールをキープしつつ、相手ボールを奪い取って攻撃につなげた。
 
16 長谷川竜也 6(73分OUT)
仕掛けの意識の高さで序盤から個性を発揮。14分の決定機はトラップからシュートまでのアイディアはワールドクラスだっただけに決めたかった。
 
FW
8 阿部浩之 7
狭いエリアに入り込んでボールを引き出し、シュートまで持ち込むのだから見事としか言えない。33分のゴールは上手さが光った。複数得点のチャンスを逃したのが悔やまれる。
 
交代出場
DF
17 武岡優斗 5.5(72分IN)
崩されていたサイドを安定させつつ攻撃参加で清水を押し込む。連係プレーでゴールを脅かす場面も作れており与えられた役割を果たしていた。

MF
27 鈴木雄斗 5(73分IN)
前節の余韻の中、期待のこもった拍手でピッチに入るが、ボールロストする場面が散見されたのが残念。リズムを作りきれなかった。もっと個性を出したい。

FW
9 赤崎秀平 ―(88分IN)
気持ちばかりがはやり、シュートを焦る場面が惜しまれる。タイミングの良いゴール前への飛び出しを見せる場面もあったが、パスが出てこなかった。

監督
鬼木 達 6.5
前半は狙い通りのハーフコートゲームを実現し、2点を先行するなど監督としての手腕を示すが、後半のペースダウンは残念。ただ、勝たなければならない試合を勝ちきる力強さを発揮させたのは見事だった。

取材・文●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
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