前体制で行なってきたライバル国のスカウティングに関しては…
――西野監督が個人として理想とするサッカーと、代表で実現したいスタイルは何でしょうか。
西野 長い間クラブで指導をしてきましたので、ある意味選手をどう生かして、チームをどう成長させて、どう強化していくか。そこに選手がいるからこそのチーム作りでした。しかし、代表チームはある程度自分の理想とするサッカーに選手を当てはめていく逆の発想でチーム作りが出来る。それは(96年のアトランタ)五輪の時、その前のユースの代表監督時代にチーム作りをした感覚もあるので、自分の理想は実現できると思います。
多くの有能な選手が国内外にいるので、しっかりと把握した上で作り上げていきたい。1か月ちょっとしか時間がありませんが、(チームを)作り上げられる選手だと思って見ていければと思います。ただ、(選手選考に部分で自分の)思考が固まってしまうかもしれません。そこは有能なスタッフがたくさんいるのでいろんなアイデアを持っていろんな変化を起こせると思います。
継続した力と変化を起こすことで、大きな力を得られます。偏った理想ではなく、たくさん選択肢があると思うので、そういう感覚で選手たちやチームを見ていきたい。現時点では選手に伝えるイメージは描けません。
西野 長い間クラブで指導をしてきましたので、ある意味選手をどう生かして、チームをどう成長させて、どう強化していくか。そこに選手がいるからこそのチーム作りでした。しかし、代表チームはある程度自分の理想とするサッカーに選手を当てはめていく逆の発想でチーム作りが出来る。それは(96年のアトランタ)五輪の時、その前のユースの代表監督時代にチーム作りをした感覚もあるので、自分の理想は実現できると思います。
多くの有能な選手が国内外にいるので、しっかりと把握した上で作り上げていきたい。1か月ちょっとしか時間がありませんが、(チームを)作り上げられる選手だと思って見ていければと思います。ただ、(選手選考に部分で自分の)思考が固まってしまうかもしれません。そこは有能なスタッフがたくさんいるのでいろんなアイデアを持っていろんな変化を起こせると思います。
継続した力と変化を起こすことで、大きな力を得られます。偏った理想ではなく、たくさん選択肢があると思うので、そういう感覚で選手たちやチームを見ていきたい。現時点では選手に伝えるイメージは描けません。
――チームをひとつにするために西野監督はどういうことを伝えたいですか。
西野 決して、現状でバラバラ、崩壊しているとは思いませんし、しっかりと戦えていると思います。まだ、成果や個々のパフォーマンスが最大限に発揮できていないとは感じますけど、選手たちは代表のために自分の最大限のプレーを3月の遠征でもやっていました。まだまだ力を出せると思っていますが、間違いなく融合をしていかないといけません。まずは連係面も含めて融合し、チームの中で機能していくことが大事だと思います。
――ハリルホジッチ前監督はワールドカップで対戦する相手をかなり徹底的に研究し、対策をされていました。分析の結果は引き継がれているのでしょうか。
西野 監督自身も本大会に向けての分析、スカウティングも強く求めていました。その蓄積はあるので、それが間違いなくベースになってくると思いますが、ここ1か月の動向、準備もあるのでスカウティングはさらに強く行なっていかないといけません。(相手が)急激に変わることも予想されるので、そういうところはテクニカルスタッフたちの分析力(が大事)。そこは強く要求していきたいと思います。ただ、非常に細かいところまで分析するとパワーが掛かるので、そういうメンバーの編成も考えていきたいと思います。
後編に続く
西野 決して、現状でバラバラ、崩壊しているとは思いませんし、しっかりと戦えていると思います。まだ、成果や個々のパフォーマンスが最大限に発揮できていないとは感じますけど、選手たちは代表のために自分の最大限のプレーを3月の遠征でもやっていました。まだまだ力を出せると思っていますが、間違いなく融合をしていかないといけません。まずは連係面も含めて融合し、チームの中で機能していくことが大事だと思います。
――ハリルホジッチ前監督はワールドカップで対戦する相手をかなり徹底的に研究し、対策をされていました。分析の結果は引き継がれているのでしょうか。
西野 監督自身も本大会に向けての分析、スカウティングも強く求めていました。その蓄積はあるので、それが間違いなくベースになってくると思いますが、ここ1か月の動向、準備もあるのでスカウティングはさらに強く行なっていかないといけません。(相手が)急激に変わることも予想されるので、そういうところはテクニカルスタッフたちの分析力(が大事)。そこは強く要求していきたいと思います。ただ、非常に細かいところまで分析するとパワーが掛かるので、そういうメンバーの編成も考えていきたいと思います。
後編に続く