【CL パリSG×R・マドリー|採点&寸評】先制ヘッドのC・ロナウドを抑えてMOMに輝いたのは?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月07日

R・マドリー――千両役者がCLでの強さを誇示。

L・バスケスのクロスを豪快なヘッドで叩き込んだC・ロナウド。みずからが持つCLの最多ゴール記録を117に更新した。(C)Getty Images

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[FW]
7 クリスチアーノ・ロナウド 7.5

千両役者がCLでの強さを誇示した。先制点のシーンは、呼び込む動きと跳躍力、教科書通りの叩きつけるヘディングで、能力の高さと状態の良さを確認させた。これでCLでは117得点と最多記録をさらに更新。また今シーズンのCL全試合でネットを揺らしており、昨シーズンから数えると9戦連発。ルート・ファン・ニステルローイの記録に並んだ。
 
9 カリム・ベンゼマ 6(76分OUT)
背番号9ながら点取り屋の役割よりも、味方へのスペースメイクやポストプレーなど、利他的なプレーが光った。とはいえ、39分のGKとの1対1を含め、2度の決定機は決めたかった。CL100試合出場達成。

 
[交代出場]
MF
8 トニ・クロース 6(71分IN)

同点とされた後に投入され、正確なパスワークと的確なプレスでホームチームに傾きかけた流れを取り戻した。中盤だけでなく、チーム全体にさらなる落ち着きを与えられる存在。

FW
11 ガレス・ベイル -(76分IN)

ベンゼマと代わって前線に入り、その後、左ウイングを担った。84分には鋭いクロスでL・バスケスのシュートを演出した。

MF
22 イスコ -(82分IN)

アセンシオと交代し、4-1-4-1システムに変化した中盤のインサイドMFの役割を与えられた。

[監督]
ジネディーヌ・ジダン 7

負傷明けのクロースとモドリッチをベンチスタートとし、第1レグで良い感触を得たシステムを用いたのが奏功した。両翼には献身的なふたりのサイドハーフを置き、中盤中央の数的不利にも対処。2点のリードを持って敵地に乗り込んだが、引きすぎることはよしとせず、バランスを保って相手の出方を伺い、ボールを奪えば、鋭利な武器を備えているところを示して圧力をかけた。終盤には4-1-4-1システムで試合を終わらせるなど、戦術的な引き出しも。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●井川洋一
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