最後に、31位～47位。県外出身の逸材が多く在籍する、文字通りの「多県籍軍」がずらりと並ぶ。
 
第95回全国高校サッカー選手権
出身都道府県別　出場選手数ランキング（12～29位）
※（　）内は地元代表校の出身者数
31位：  岐阜……25人（22人）   昨年13位↓
32位：  岡山……24人（17人）   昨年９位↓
33位：  新潟……23人（20人）   昨年18位↓
        　京都……23人（17人）   昨年37位↑
35位：  宮崎……20人（19人）   昨年34位↓
36位：  茨城……19人（10人）   昨年23位↓
37位：  長野……17人（13人）   昨年18位↓
        　高知……17人（14人）   昨年37位→
39位：  群馬……15人（７人）    昨年41位↑
        　長崎……15人（11人）   昨年10位↓
41位：  栃木……13人（６人）    昨年37位↓
42位：  青森……11人（９人）    昨年43位↑
43位：  福島……９人（６人）    昨年43位→
        　鳥取……９人（９人）    昨年42位↓
45位：  宮城……７人（４人）    昨年46位↑
        　島根……７人（６人）    昨年31位↓
47位：  山梨……５人（５人）    昨年46位↓
 
　今大会でもっともバラエティー豊かなチーム構成なのが、宮城代表・聖和学園と島根代表・立正大淞南の２校だ。じつに12都府県から選手たちが集まり、日々切磋琢磨している。
 
　彼らに続くのが青森山田（11地区）、山梨学院（11地区）、佐野日大（10地区）、米子北（10地区）、前橋育英（10地区）という、高校サッカー界の雄。全国区の知名度とスカウト力はもちろん、さまざまなバックグラウンドを持つ選手たちを鍛え上げ、ひとつの精鋭軍団に仕立て上げていく強化メソッドが、いずれも特筆に値する。