唯一、可能性を感じさせたドゥドゥ。新加入のダヴィは、まさかの一発退場、
MF
23 稲垣 祥 5
何度か前線に顔を出し、ドゥドゥのシュートチャンスを作った。広範囲を動き回って圧力をかけたものの、チーム全体が引いていた影響で後半は一気に押し込まれた。
13 河本明人 5(60分OUT)
サイドの守備に追われる時間が続き、なかなか攻撃にエネルギーを割けず。後半はまったくと言っていいほどボールに絡めず、運動量も低下したなかで交代。
FW
10 ドゥドゥ 5.5
全力のチェイシングで圧力をかけた一方、スピードを活かしてスペースに走り込んだ。何度か訪れたシュートチャンスは活かせなかったが、前を向いた際の迫力は感じられた。
交代出場
FW
9 ダヴィ 4.5(60分IN)
甲府に加入後、初出場を飾るも、見せ場はドゥドゥのパスに反応したヘディングシュートのみ。身体の重さは隠し切れず、終盤には大久保との小競り合いで手を出し一発退場。
MF
2 福田健介 5(60分IN)
投入時はすでにビハインドの状況で、チーム全体も疲弊した状態。ボールを追う時間ばかりが続き、特に変化を加えられなかった。
DF
17 津田琢磨 ―(76分IN)
新井に代わってキャプテンマークを巻き、最終ラインの中央で統率。周囲を鼓舞しながら反撃を待ったが、最後まで劣勢の状況は変わらなかった。
監督
佐久間悟 4.5
前半途中までどうにか川崎の攻撃に耐えていたが、先制点を許した後は一気に瓦解。今夏加入のダヴィらを投入して反撃を試みるも、付け焼刃の感は否めなかった。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。