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【J1採点&寸評】大宮×G大阪|大宮の初先発・清水が抜群のキレで存在感。MOMは危機察知の高さを見せた今野

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2016年07月14日

G大阪――不安定だったゲームコントロールを指揮官が見事に解決。

守備では防波堤、攻撃では潤滑油として獅子奮迅の活躍を披露した今野。唯一の悔しさは、勝利を掴めなかったことだろう。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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MF
19
 大森晃太郎 6.5
絶え間なく動き回ってボールを呼び込み、縦への意識で攻撃を活性化。38分には相手DFを翻弄するドリブル突破も披露している。守備ではプレスバックを献身的に行ない、相手の動きを限定するなど貢献度は高かった。
 
7 遠藤保仁 6.5
トップ下でもボランチでも高い質のプレーで攻撃のリズムを作る。特に前半途中から倉田に代わって中盤の底に落ちるようになってからは、G大阪のゲームコントロール力が顕著に上昇。まさに“チームの心臓”であった。
 
FW
29 パトリック 5.5(81分OUT
菊地や河本から強いプレッシャーを受けて、普段のようなストライカー然とした姿を見せられず。ただ、沼田のサイドに流れてボールを引き出すなど途中から工夫を凝らして、徐々に調子を取り戻していった。
 
交代出場
MF
21
 井手口陽介 6(HT IN
体力を奪う天候に、「ハードワークできる選手を」(長谷川監督)と後半の頭から投入される。その期待に応えて、要所で身体を張ってボールを奪取。自身の守備力から、良い攻撃へとつなげていた。
 
MF
25
 藤本淳吾 5.5(65分IN
ピッチに立った25分間で、本来の輝きを放てず。相変わらず高いテクニックと正確な左足のキックを有してはいるものの、それを存分に発揮していたとは言い難い。もう少し利己的にプレーしてもいいかもしれない。
 
FW
9 アデミウソン -(81
分IN
アウェーでゴールを生むには時間が短すぎたか。攻守両面における周囲との連動でチグハグさを露呈してしまう場面もあって、アデミウソンにとってはアピール失敗のもったいない試合となってしまった。
 
監督
長谷川健太 6.5
倉田が本来のパフォーマンスを見せられていないとみるや、前半だけで井手口とスパッと交代。遠藤をボランチに落とす処置で、ゲームコントロールという問題個所を解決した。その戦術眼はさすがと言うほかない。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

7月14日発売号のサッカーダイジェストは、内田選手の巻頭インタビューを掲載。それに続く特集は、今夏の注目銘柄と題して話題の選手30人の去就動向をチェック。乾選手、酒井宏選手、植田選手のインタビューに加え、クラブダイジェストでは松本山雅、好評連載中のプロフットボーラ―の肖像では「2008年」の大谷選手を取り上げています。

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