MF
５ セルヒオ・ブスケッツ　5.5
攻撃では左右へのボールの散らし、守備ではラキティッチとのマッチアップ、攻め上がるS・ラモスのカバーと多くの仕事をこなしたが……。
 
10 セスク・ファブレガス　5.5（84分OUT）
モラタの先制点につながったオフ・ザ・ボールの飛び出しは、らしさが詰まったもの。44分にはモラタに再び決定的なスルーパスを通すなど、イニエスタに代わって攻撃を牽引したのだが。
 
６ アンドレス・イニエスタ　5.5
70分にPKを誘発するクロスを上げるなど好機を演出したものの、前の２試合に比べると凄みはなく、チームもそれに合わせたように精彩を欠いた。
 
FW
21 ダビド・シルバ　６
クロアチアDFを完璧に欺くスルーパスで先制点をお膳立て。23分にはGKの手を弾くミドルを放つなど積極的にゴールを狙い、70分にはPKを奪った。
 
７ アルバロ・モラタ　5.5（67分OUT）
得点ランキングのトップとなる３点目を決める。体躯を活かした楔のプレーでは強さを発揮できるものの、ボールが足下に収まらないという場面が。
 
22 ノリート　５（60分OUT）
開始９分、左クロスにダイレクトで合わせて惜しいシュートを放ったが、スルナに得意のドリブルを抑えられ影を潜めた。
 
交代出場
MF
19 ブルーノ・ソリアーノ　5.5（60分IN）
託されたのは、クロアチアに傾きかけた流れを止め、守備を安定させる仕事。残念ながら果たせなかった。
 
FW
20 アリツ・アドゥリス　5.5（67分IN）
痛恨の決勝点は、自身のシュートがブロックされカウンターにつながっての失点。だが、FWとしてあそこで撃つのは当然。
 
MF
14 チアゴ・アルカンタラ　−（84分IN）
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
現地取材・文：山本孔一