【スペイン｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　５
早い時間に先制と得意の展開に持ち込みながら、その後は、前半終了間際に失点、PK失敗、そして終了間際にカウンターから決勝点を献上と、悪い流れを止められなかった。２位通過となったため、決勝トーナメント１回戦は試合巧者のイタリアと対戦に。いきなり大一番を迎えることになった。
 
監督 ビセンテ・デル・ボスケ　５
大会に入るまで53試合続けて異なる先発を組んだ監督が、グループステージ３試合すべて同じスタメン。イタリアとの対戦を避けるため、１位通過を目指して信頼を置くレギュラー11人を温存せずに送り出したのだが……。
 
【スペイン｜選手採点＆寸評】
GK
13 ダビド・デ・ヘア　５
２失点だけでなく、15分には凡ミスからラキティッチにあわやゴールの場面を作られた。スキャンダルから政治家が先発起用に不快感を示すといったニュースもあり、ピッチ外での出来事が精神面に影響か。
 
DF
16 ファンフラン　５
失点はいずれも自身のサイドから。１得点・１アシストのペリシッチは対面でマークすべき相手。自由を与えすぎた。
 
３ ジェラール・ピケ　６
確実かつ堅固なプレーを見せていた。だが、87分のカウンターの場面、身体を投げ出し必死に飛び込むも、止めることはできなかった。
 
15 セルヒオ・ラモス　５
最初の失点シーンでは完全にカリニッチに前を取られ、勝ち越しのチャンスのPKも失敗と、攻守ともに大事な場面で決定的なミスを犯す。
 
18 ジョルディ・アルバ　5.5
ピアツァを捕まえるのに苦労し、攻撃に関しても前の選手の低調なパフォーマンスとシンクロするように、姿を消してしまっていた。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。