MF
４ イバン・ペリシッチ　6.5
時計の針が進むにつれ存在感を増し、得意のまたぎフェイントを駆使したドリブルからビッグチャンスを演出。72分にドンピシャで合わせたヘディングは惜しくもバーを直撃した。
 
７ イバン・ラキティッチ　６（89分OUT）
相手のプレスにやや苦しんだ前半を経て、後半は大きく持ち直した。圧巻は１人、２人とかわし、エリア付近でFKを獲得した51分のドリブル突破だ。
 
☆MAN OF THE MATCH
10 ルカ・モドリッチ　７
41分のスーパーボレーで均衡を破っただけではなく、時には最終ラインまで下がってボール回しの起点となり、身を挺した守備も披露。豊富な運動量で攻守を支えた。
 
14 マルセロ・ブロゾビッチ　６
中央部に入り込み、スルナが攻め上がれるスペースを巧みに創出した。62分の左足ボレーや79分のヘディングなど後半はゴール前での存在感を見せた。
 
19 ミラン・バデリ　６
繋ぎのミスが見られたが、オウズハンやチャルハノールなど自身の持ち場に侵入してきた相手MFを封殺。いぶし銀の輝きを放った。
 
FW
17マリオ・マンジュキッチ　６（93分OUT）
ゴールこそなかったものの、確度の高いポストプレーや献身的な守備など持ち味を発揮。72分には右からの好クロスで決定的を演出した。
 
交代出場
９ アンドレイ・クラマリッチ　－（87分IN）
疲労困憊だったペリシッチとの交代で自身初のメジャートーナメント出場を果たした。
 
13 ゴルドン・シルデンフェルド　－（89分IN）
５バックでの逃げ切りを狙ったチャチッチ監督の指示に従い、３ＣＢの右に入ってラスト５分強をプレー。
 
20 マルコ・ピアツァ　－（93分IN）
いわば時間稼ぎ要員としての出場。大きな見せ場はなく、タイムアップのホイッスルを聞く。

文：遠藤孝輔
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。