【トルコ 0-1 クロアチア|採点&寸評】MOMはスーパーゴールのモドリッチだ!

カテゴリ:国際大会

井川洋一・遠藤孝輔

2016年06月13日

チャルハノールのFKは不発に終わり、アルダも良さを発揮できず。

スルナのオーバーラップのケアに追われるあまり、攻撃面で貢献することができなかったアルダ。この試合に限れば、相手の10番との差は歴然だった。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
ハカン・チャルハノール 5
サイドアタッカー、2トップ、セントラルMFと様々ポジションをこなしたが、ぎこちないプレーに終始。得意のFKも不発に終わる。
 
セルチュク・イナン 5.5
前半は両脇の空きスペースを使われ、守備に奔走。中途半端なクリアがモドリッチの先制点に繋がってしまった……。
 
10 アルダ・トゥラン 5(65分OUT
低い位置に下りてきてビルドアップに参加するも、攻撃的な貢献は少なかった。頻繁にオーバーラップを繰り返すスルナの対応に手を焼き、自らの良さはほとんど出せずに交代した。
 
14 オウズハン・エズヤクプ 5(46分OUT
フェアなスライディングタックルでのボール奪取や鋭い出足のプレスは見事ではあったものの、45分間の出場時間に留まり、対峙する相手との彼我の差が否めなかった。
 
16 オザン・トゥファン 5.5
最後まで気持ちのこもったプレーを見せたが、技術と経験で上回る相手の中盤に苦戦し、質の差は歴然だった。29分のヘディングで決定機は決めておきたかった。
 
FW
ジェンク・トスン 4.5(69分IN
ボールがなかなか収まらず、ポストプレーがほとんどできなかった。さらにはマーカーのチョルルカと揉め、無駄な警告を受けるなど余計な行動もあって、チームのブレーキになることが多かった。
 
交代出場
MF
20 ヴォルカン・シェン 5.5(46分IN
後半開始からサイドアタッカーとして投入され、わずか3分で決定的なボレーシュートを放つなど見せ場も作ったが、時間の経過とともに存在感は希薄に。
 
FW
17 ブラク・ユルマズ 5.5(65分IN 
裏への飛び出しで膠着した前線を活性化。しかし、サポートが少なく、フラストレーションをあらわにする場面も。
 
FW
21 エムレ・モル 5.5(69分IN
柔らかなボールタッチと機転の利いたアイデアに才能の片鱗を見せたものの、試合の趨勢を変えるまでのインパクトは放てなかった。

文:井川洋一

※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
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