【リオ五輪代表】奇跡の復活を信じる室屋成。「6月末の親善試合」までに間に合えば――

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年06月09日

J1、J3に関係なく、どこでも結果を残す。それがすべてだと思う。

五輪出場は揺らがぬ目標。メンバー入りを果たし、手倉森監督が掲げる「メダル獲得」に向かって全力を尽くすつもりだ。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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――「一緒にリオへ行こうぜ!」みたいな、熱いメッセージはありましたか?
 
 いや、そういうのはないですよ(笑)。昔からずっと知っている仲なので、特に話さなくても、(分かり合える)という感じです。

――1月の最終予選までは「チーム唯一の大学生」として参加していましたが、今はもう違いますね。
 
 大学生の時は観ている皆さんの目も優しかったと思いますが、今はひとりのプロサッカー選手。「できて当たり前」という基準になるので、そこを下回らないように心掛けたいです。
 
――リオ五輪のメンバー発表は7月上旬の予定です。室屋選手がここから描くプランは?

 ポイントになるのは、6月29日の松本での親善試合(対U-23南アフリカ代表)です。そこで声がかからなければ、リオ行きはなくなると考えています。この1か月でどこまでコン ディションを高められるか。FC東京でしっかりと試合に絡んでいければ可能性はあるはずです。

――今季からFC東京は、U-23チームをJ3に参戦させています。もしかすると、室屋選手の復帰初戦はJ3の試合になるかもしれませんね。

 J1、J3に関係なく、どこでも結果を残す。それがすべてだと思います。
 
――FC東京で活躍できるイメージはすでに持っていますか?

 FC東京は守備が堅いので、ディフェンスの部分で貢献するのは当然として、攻撃面でもアピールしたい。自分の特長をしっかりと出すことができれば、チームのアクセントになれるはずです。

――最後に、今季の目標を改めて教えてください。

 シーズンを通しての目標は、FC東京でレギュラーに定着することです。あとはやっぱり五輪に出たい。手倉森監督が目標に掲げる「メダル獲得」に向かって頑張りたいです。

取材・文:小田智文(サッカーダイジェスト編集部)

6月9日発売号のサッカーダイジェストは、「ヤングガンズ100」を特集。リオ五輪、ワールドカップアジア予選に向けて注目すべきヤングプレーヤーは? 92~99年生まれの選手を対象に100人ピックアップしました。インタビューでは、柏の伊東選手、浦和の関根選手が登場。またU-23日本代表企画では登録メンバー18人を大予想し、オーバーエイジ選考の近況に迫ります。クラブダイジェストでは、J3で好調の相模原を取り上げています。

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