【リオ五輪代表】奇跡の復活を信じる室屋成。「6月末の親善試合」までに間に合えば――

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年06月09日

「どんな選手にも絶対に負けへんぞ」という気持ちで戦う。

ジュニア時代から切磋琢磨した幼馴染、南野(18番)の活躍は何よりの刺激。故障を克服し、揃ってのリオ五輪出場を目指す。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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――日本がグループリーグで対戦するのは、ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンの3か国です。
 
 強い国ばかりですよね。でも、グループリーグからそういうチームと戦えるのは幸せなことで、それこそチャンス。メンバー入りできるようにチャレンジしたいです。
 
――目標とするSBは?

 特定の誰かではなく、いろんなSBを参考にしています。長友選手や内田選手のプレーも見ます。
 
――内田選手は以前、「守るうえで、〝頭〞を半分(50%)くらい使っている」と言っていました。室屋選手はどのくらい頭を使っていますか?
 
 どちらかと言えば、頭より感覚でプレーしている部分が多いです。基本的には「どんな選手にも絶対に負けへんぞ」というスタンスですから、戦略的というより気持ちで戦っています。ただ、マッチアップする選手の癖は覚えるようにしていますよ。どこまで寄せていいか、逆に離れても大丈夫かなど。そういうところでは頭を使っています。
 
――室屋選手の長所は?
 
 味方の動きや特長に合わせられるところです。リオ五輪のアジア予選では、(南野)拓実や矢島(慎也)選手と良いコンビネーションを築けました。
 
――地元のクラブチーム(ゼッセル熊取FC)で出会った幼馴染、南野選手とともにリオ五輪に出たい気持ちはありますよね?
 
 もちろん。サッカーを始めた頃は想像すらしていませんでしたけどね。拓実と一緒に五輪予選を戦うなんて。母親同士も仲が良くて、ふたりともオリンピック出場を決めた時は凄く喜んでくれました。そういう親の姿を見ると、やっぱり本大会も揃って出たいです。
 
――南野選手の活躍は刺激になりますか?

 なによりの刺激になります。

――頻繁に連絡を取っていますか?
 
 怪我をした時は連絡が来ました。深刻な感じではなく、冗談交じりの励ましというか。
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